みなさん、こんにちは!ひのです。
弁理士は合格率が10%前後と超難関試験と言われています。そんな弁理士試験にこれから挑もうと思われている方は、もしかしたら次のような悩みを持たれているかもしれません。
このような悩みは、弁理士試験に挑戦する多くの人が抱える悩みです。このページでは、
・独学と通信講座それぞれのメリットとデメリット解説
・独学と通信講座を比較
これらを通して、
独学と通信講座、結局どっちがいいの?
という問題に結論を出していきたいと思います。先に結論を言うと、以下のような感じになります。
弁理士は、独学で合格は可能!でも、ものすごく難しい!やっぱり通信講座を受講する方が圧倒的におすすめ!
それでは解説していきます。ぜひ最後までお付き合いください。
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この記事の執筆者の信頼性
ひのブログ弁理士部門執筆者:ひの(社会保険労務士)
【筆者プロフィール】
名前:ひの
僕はひのと言います。
3度の社労士試験受験、2年半の試験勉強を経て令和元年度社労士試験で合格しました。
長きにわたる士業の受験勉強を経験し、試験で抑えるべきツボと、必要な対策は理解しています。
弁理士試験を突破するためには通信講座の利用は必須だと感じています。
士業試験合格者として、通信講座と独学の良し悪しをご説明できればと思っています。
弁理士部門の記事内容については、法律専門家監修済み。
弁理士試験は独学で受験!メリットとデメリット
まずは独学での弁理士試験について解説します。最初に知っておいて欲しいことがあります。
それは、「独学での合格は非常に困難」と言うことです。毎年200人前後の合格者が出ていますが、独学で合格できるのは数人だと思います。
もちろん、不可能とは言いません。
これまでに独学で弁理士試験に合格した人も僕は知っていますが、よほどの理由がない限り、独学はおすすめしません。
また、弁理士試験は以下の特徴があります。
弁理士試験合格に必要な総勉強時間は3000時間
この膨大な勉強を自分の作ったカリキュラムで合格まで持って行くには、最低でも3年はかかると思っておいた方がいいかもしれません。
弁理士試験の第一段階である「短答試験」では、正解数不明のマークシート問題があります。つまり、マークシートだからといって適当に一つ選んでも正解するとは限らないということです。
弁理士試験では、正確で厳密な知識が要求されます。では、これらを踏まえた上で、独学のメリットとデメリットについて見ていきましょう。
弁理士試験勉強、独学のメリット
独学勉強での最大のメリットは「費用を抑えられる」と言う点です。このメリットはすごく大きいです。
まず、弁理士通信講座を利用した場合はどれくらいのお金がかかるかを考えてみましょう。
低価格帯の通信講座で10万円、高価格帯になると40万円ほどかかります。
一方、独学での対策ならどうでしょうか。
基本書、問題集、過去問など、必要な参考書すべて揃えたとしても、せいぜい2万円ほどです。他に対策本を購入したとしても、3万円を超えることはないかと思います。
独学にするだけで、数十万円も節約して挑戦することができます!
また、自分のペースで学習を進められるのも、メリットです。
通信講座にすれば、講義時間や講義ペースに合わせて自分の時間が制限されたり、学習スケジュールを完全に講座側に管理されたりすることさえあります。
その点、独学であれば自分の苦手なところを重点的に勉強したり、自分の好きな時間に勉強したりできるので、勉強の柔軟性が高いと言えます。
弁理士試験、独学のデメリット
独学のデメリットは、いくつもあります。
まず、モチベーションの維持が難しいです。競い合う人もおらず、鼓舞してくれる講師もいないのは心細いでしょう。
また、勉強スケジュール管理が難しいのもデメリットです。通信講座であれば、「弁理士試験について知り尽くしたプロ講師」が指導してくれるので、
などについて、みなさんに寄り添って管理してくれます。独学ではそういったことが一切ないので、よほど自己管理ができる人でないと合格は難しいかと思います。
また最大のデメリットが、「論文試験に対応できない」という点です。
論文試験は、ゼロから論理的な法律の文章を組み立てる試験です。ですから、論文試験突破に必須なのが、「添削指導」です。通信講座は、ほぼ確実に添削指導を実施しています。
独学で添削してもらうことは無理ですよね…。他にも、
などなど、挙げようと思えばキリがありません。
以上、弁理士の独学勉強について、メリットとデメリットについて解説しました。費用面のメリットは確かに大きく、試験勉強を始めるハードルは独学の方が低いですが、試験に合格するためのデメリットも大きい印象です。
弁理士を目指すなら、試験対策は通信講座の活用を検討してみてください。「アガルート弁理士講座」は特に当サイトおすすめ。アガルートは法律系の国家資格に強い通信講座。令和5年の合格率は驚異の34.4%(全国平均の5.6倍)と実績も抜群です。
続いて、通信講座のメリットとデメリットを解説します。
弁理士試験は通信講座で受験!メリットとデメリット
次に通信講座について解説していきます。独学での勉強との違いについてお伝え出来ればと思います。
弁理士試験、通信講座のメリット
通信講座の何よりのメリットは、
弁理士試験のプロたちによるサポートが受けられる
という点にあります。特に、法律初学者には難解な法律を、独学のみで理解することは難しいでしょう。
法律についての知識を「知っている」だけでなく「試験本番で使える」ものにするには、参考書学習だけでなく、プロの講師の講義を受講しておく必要があると感じております。
社労士試験においても、同じことが言えますね
各予備校のプロ講師のわかりやすい百戦錬磨の講義を受けられるのも良いのですが、それだけではありません。通信講座の中には、
これらのサービスを提供されている通信講座が多いです。
このように、勉強以外の受験生活全般を支えてくれるところも通信講座の魅力の一つです!
ここで、もう一度さきほどお話しした「独学のデメリット」をおさらいしておきます。
通信講座では、これらに対してサポートや制度を利用できるので、これらのデメリットに打ち勝つことができます。
料金を支払ってでも受講する価値はある、それどころか弁理士試験対策においては受講すべきだと思っています。
弁理士試験、通信講座のデメリット
通信講座のデメリットは、基本的に無い(少ない)と考えています。強いていうなら、費用がかかることくらいです。
また、「自分に合わない」通信講座を選んでしまうと、せっかくのお金と時間が無駄になってしまうこともデメリットかもしれません。
せっかく通信講座を受講しても、講師が合わなかったり学習システムが合わなかったりしたら勉強が辛いだけです。そうならないためにも、受講前に講座についてよく調べておく必要があります。
当サイトでは、主要な通信講座について徹底的に解説した記事がいくつかあるので、ぜひそちらもご覧ください!
弁理士の通信講座の受講費用は10万円以上が当たり前です。高いものは30万円以上のものもあります。この受講費用の高さが原因で、通信講座の利用を諦めてしまう人は結構たくさんいます。
せっかくチャレンジしようとしているのに、費用面で諦めるのは、もったいないです。もし価格面で決めかねているなら、『スタディング弁理士講座』の受講を検討してみてください。
スタディング弁理士講座は、「スキマ時間で弁理士になる」をコンセプトに徹底的にムダを排除した講義を展開しています。受講費用も9万円前後で受講でき、分割も可能です。
弁理士で独学と通信講座、それぞれに向いている人
いろいろ解説しましたが、それぞれどんな人におすすめなのか、結論づけたいと思います!
【独学勉強がおすすめ】
・法律学習経験のある人(法学部出身者など)
・現在法律関係の仕事をしている人(企業の法務部など)
・時間をかけてでも、低コストで合格を目指したい人
・徹底した自己管理ができる人
・自分の論文を客観的に見られる人
【通信講座がおすすめ】
・法律初学者
・法学学習経験はあるが、本格的に勉強したわけでは無い人
・弁理士の試験に集中して取組したい人
・自己管理が苦手な人
・添削、質問制度などのサービスを利用したい人
最初にも言いましたが、独学での合格も不可能では無いものの、基本的に独学はおすすめしていません。よほどの事情がない限り、当サイトでは通信講座の利用をおすすめします!
弁理士は独学か通信講座かまとめ
独学と通信講座、どちらにもメリットとデメリットがあります。決して、独学だけは絶対にやめろと言っているわけではありません。
ただ、やはり通信講座の講義やサービスは魅力的ですし、実際ほとんどの人が通信講座を利用して弁理士試験合格を掴み取っています。
通信講座を利用したとしても、弁理士試験は難易度が相当高い試験です。
参考書以外のノウハウは通信講座の受講で吸収できるので、少しでも合格の可能性を高めたい人や早い段階で弁理士資格を取得したい人には通信講座の活用はマストといえるでしょう。
弁理士試験は長丁場の戦いです。一緒に頑張って、栄光を掴みましょう!!