弁理士になるには登録必須の弁理士会
みなさん、こんにちは!
この記事をご覧になっているみなさんの中には、もう弁理士試験に合格した人もいるかもしれません。ところで弁理士試験合格しても、まだ弁理士になれるわけではないということを知っていますか?
実は、弁理士になるには、弁理士試験合格後もすべきことがあるのです。それは「弁理士会への入会」です。
とはいえ、弁理士会と言われても良く分からないですよね。
そこでこのページでは、弁理士会についてご説明したいと思います。弁理士として働くためにも必須の手続きなので、是非最後までお付き合いください!
弁理士に合格したら、弁理士として働くことを考えてみてください。弁理士の転職では、士業専門転職エージェント「MS-JAPAN」を活用するのがおすすめです。希望の年収などしっかり伝えてプロがサポートします。
弁理士資格をすでに持っているという方は、ぜひ登録して弁理士の市場価値を体感してみてくださいね。
弁理士の転職に強い転職エージェントなら【MS-JAPAN】
【おすすめポイント】
・弁理士(士業)の転職に特化したエージェント
・弁理士・知財担当者の転職に精通したプロがサポート
・社労士キャリアの健康診断に最適
・完全無料で利用できるので、まだ転職を考えていない人にも
↑無料登録後、社労士資格の電話確認で良案件に応募↑
この記事の執筆者の信頼性
ひのブログ弁理士部門執筆者:ひの(社会保険労務士)
【筆者プロフィール】
名前:ひの
僕はひのと言います。
3度の社労士試験受験、2年半の試験勉強を経て令和元年度社労士試験で合格しました。
長きにわたる士業の受験勉強を経験し、試験で抑えるべきツボと、必要な対策は理解しています。
士業試験合格者として、弁理士会について詳しくご説明できればと思っています。
弁理士部門の記事内容については、法律専門家監修済みです。
弁理士会って何をするところ?
まずは弁理士会とは何なのかについて、見ていきましょう。ここでは、「弁理士会の概要」と「弁理士会の費用」について解説していきます。
弁理士会の概要
弁理士会の正式名称は「日本弁理士会」です。弁理士会を一言で説明すると、「弁理士の育成や登録をサポートする団体」です。
弁理士会の具体的な活動は、以下の4つです。
【弁理士会の4つの活動内容】
・研修による優秀な弁理士の育成
・知的財産制度の研究
・知的財産制度の普及活動
・弁理士の登録に関する業務
これだけ説明すると、
別に弁理士会に入会する必要はないんじゃないの?
という疑問が出てくるかもしれません。
しかし、弁理士として活動していきたいのならば、【弁理士会への登録は必須】です。というのも弁理士法第17条により、弁理士としての業務を行うには弁理士会への入会が必須だということが定められているからです。
つまり、弁理士会に入会しないと、弁理士になれないのです。
資格取得だけが目的の人にとっては必須ではないかもしれませんが、弁理士を目指している人にとっては入会必須です。
弁理士会登録に必要な費用
弁理士会へ入会するには、費用が必要です。それだけでなく、月額の会費もあります。
・登録免許税 60,000円
・登録手数料 35,000円
・月々の会費 月15,000円(入会している限り)
「以外に高いなぁ・・・」と思われたかもしれません。しかし費用面だけで消極的になりすぎるのはよくありません。
というのも、弁理士会に入会してちゃんと弁理士になれば、業務報酬で入会金や会費なんてものはすぐに取り返すことができるからです。長い目で見れば、たったのこの金額で弁理士になることができるのは、払うべきだと個人的には思っています。
しっかり弁理士会に所属しているからこそ、安心して弁理士業務を行なうことが出来ますし、あながち費用を払うことが悪いことではありません。
弁理士として業務をするなら、転職を考えてみてください。弁理士転職専門エージェント「MS-JAPAN」を活用するのがおすすめです。希望の年収などしっかり伝えてプロがサポートします。
弁理士資格をすでに持っているという方は、ぜひ登録して弁理士の市場価値を体感してみてくださいね。
弁理士の転職に強い転職エージェントなら【MS-JAPAN】
【おすすめポイント】
・弁理士(士業)の転職に特化したエージェント
・弁理士・知財担当者の転職に精通したプロがサポート
・社労士キャリアの健康診断に最適
・完全無料で利用できるので、まだ転職を考えていない人にも
↑無料登録後、社労士資格の電話確認で良案件に応募↑
弁理士会へ登録する前にすること
弁理士会に入会するのはほぼ必須だということがわかりました。
しかし、弁理士試験合格後にすぐに弁理士会に入会できるわけではありません。ここでは、弁理士会に登録する前にすべきことについて解説していきます。
登録前にすべきことは、以下の2つです。
【弁理士会へ登録前にすること】
①弁理士会主催の研修を受ける
②登録に必要な書類の準備
それでは、それぞれについて詳しく見ていきましょう。
弁理士会主催の研修を受ける
弁理士試験に合格したからといって、次の日から弁理士としての実務をこなせるわけではないですよね。
弁理士として活動する前に、実務経験を積む必要があります。そのために、弁理士会が実施する研修に参加する必要があります。
研修では、オンライン上で実施される「eラーニング」や各地域で実施される「対面での集合研修」の2つの形式で実務について学びます。
例年、11月中旬から中旬にかけて申込みがあり、12月から3月末まで実施されます。
ここで注意すべきことが一つあります。
それは「年末年始に休めない」という点です。
時期的に研修の期間が年末年始に被っていますよね。だからと言って、年末年始期間に休めるわけではないのです。
研修を終えて初めて、弁理士会に入会する資格を得られます。
弁理士会登録に必要な書類の準備
弁理士会に入会するには、必要書類を用意する必要があります。弁理士会入会に必要な書類は、以下の通りです。
・登録申請書、届出書
・誓約書
・勤務証明書
・会費納付方法についての書類
・銀行振込等の写し
・登録免許税納付証明書
・住民票
・合格証明書
・身分証明書
たくさんあるので一つ一つ集めていきましょう。定型書類は弁理士会のホームページから申し込んで、郵送で入手できるものがほとんどです。
以上のものを用意した上で、登録方法について解説していきます。
弁理士会への登録方法
登録方法は、用意するもので解説したものを用意して日本弁理士会に郵送するのみです。弁理士会への入会についての詳細は、以下の「弁理士登録申請の手引」をご覧ください。
さきほどの書類さえ整っていれば、あとは郵送するだけなので簡単です!
弁理士会に登録する3つのメリット!登録しないとどうなる?
弁理士になるには弁理士会への入会が必須ですが、それ以外にも弁理士会への入会のメリットはあります。ここでは、弁理士会へ入会する3つのメリットを解説していきます。
メリット① 弁理士としての業務を行える
弁理士になるには弁理士会への入会は必須です。
メリットとして紹介してはいますが、弁理士として本格的に働きたいと思っている人は、登録をする必要があります。逆に言えば…
・資格コレクター
・弁理士の資格だけが欲しい
・弁理士資格をアピールポイントとして就活したい
こういった人は、必ずしも弁理士会に登録する必要はありません。あくまで弁理士資格を使って、業務を行ない、稼ぎたい人が登録するのが弁理士会なのです。
メリット② 弁理士会へ入会し、信頼を獲得
士業資格には、それぞれのバッジがあります。そのバッジをつけて業務をすることに憧れている人もいるのではないでしょうか?
まさに、バッジは信頼の証と言えます。しかし、弁理士バッジは弁理士会に登録しないともらえません。
言い換えれば、弁理士会に登録しないと、弁理士としての信頼を得にくいということになります。
メリット③ 弁理士として成長
弁理士会に登録する前に受ける研修以外にも、弁理士会は弁理士の研修を実施しています。変化の激しい法律のプロとして業務を行なっていくには、こういった研修は不可欠です。
こういった点からも、弁理士会は弁理士を目指している人は必ず入会すべき会だと言えます。
また、弁理士のメリットを最大限活かすには、弁理士の転職を考えてみてください。弁理士の転職では、転職エージェント「MS-JAPAN」を活用するのがおすすめです。希望の年収などしっかり伝えてプロがサポートします。
弁理士資格をすでに持っているという方は、ぜひ登録して弁理士の市場価値を体感してみてくださいね。
弁理士の転職に強い転職エージェントなら【MS-JAPAN】
【おすすめポイント】
・弁理士(士業)の転職に特化したエージェント
・弁理士・知財担当者の転職に精通したプロがサポート
・社労士キャリアの健康診断に最適
・完全無料で利用できるので、まだ転職を考えていない人にも
↑無料登録後、社労士資格の電話確認で良案件に応募↑
弁理士会登録のメリットまとめ
弁理士会について解説しました!入会方法、入会金などたくさん解説しましたが、
弁理士としてご飯を食べていくには、入会が必要!
ということを覚えておいてください。せっかく超難関資格である弁理士試験に合格されたのであれば、目一杯資格を活用してほしいと思います。
私も社労士として開業を目指していますので、一緒に士業として頑張りましょう!
これから弁理士を目指す人は、下のページでおすすめの通信講座を探して一緒に頑張りましょう!