・社会保険労務士資格を取得して転職に活かせるの?
・社労士資格を持って転職を目指す場合にどんな質問をされるの?
・ぶっちゃけ社労士資格って転職に有利なの?
この記事では、私の実際に体験した転職面接を基に、このような疑問にお応えしたいと思います。
まずいきなりですが、社労士資格をとったことは、
概ねプラスに働いたが、一部マイナスに作用したかも知れない点もあった
と思います。これは私が数社の転職面接を受けた率直な感想です。
以下、詳しく解説していきます。
これから、社労士の勉強を始めようという方は、ぜひ通信講座の活用をご検討ください。
関連記事:社労士おすすめの通信講座比較!評判と実力を現役社労士が解説
そして社労士試験に合格したら、社労士関係の求人を一度見ておくことをおすすめします。結果的に転職しなくても大丈夫ですが、今の仕事と比較することは客観的に社労士の仕事とはどんなものか知る機会になります。
社労士専門の転職エージェント「ヒュープロ」で社労士求人を見つけてみることをおすすめします。無料で社労士のキャリアの健康診断ができます。
社労士の転職に強い転職エージェントなら【ヒュープロ】
【おすすめポイント】
・社労士求人が多数
・年収が高い求人が多数
・社労士キャリアの健康診断に最適
・完全無料で利用できるので、まだ転職を考えていない人にも
↑無料登録後、社労士資格の電話確認で良案件に応募↑
この記事の執筆者の信頼性
私は妻1人(当たり前)・娘1人(現在3歳)を持つ3人家族の夫兼父の30代会社員「ひの」といいます。
どちらかというと技術色の強い業種のサラリーマンです。
そんな私ですが、いろんな経緯を経て「令和元年度社会保険労務士試験」に合格することができました。
現在は同じ会社の総務部門で社会保険労務士試験合格者として勤務しています(勤務社労士ではない)。今は社会保険労務士試験の勉強で培った知識を活かして日々業務に邁進しているところです。
社労士は転職に有利か?の前提条件
私のスペックは以下のとおりです。
・企業規模中くらいの社会人10年弱のサラリーマン
・転職は初めて
・社労士試験に合格後2年間、総務で給与計算等を担当
応募した職種は以下のとおりです。
・人事労務等のバックオフィス系
・企業規模は中くらい
・年収的には現状維持的な転職
募集要項には特に「社労士資格必須」や「社労士資格尚可」などの記載はありませんでした。
社労士の転職で聞かれた質問
どんな質問をされたのか、ひととおり挙げてみます。
・職務経歴
・転職の理由
・なぜこの会社を選んだのか
・やりがいがあったこと
・社労士を受けた理由
・法律を遵守していない場面を目の当たりにしても息苦しさを感じないか
・家族は転職に理解があるか
・あなたの強みは何か
何社か受けましたが概ねどこもこんな感じでした。
社労士の転職 面接の流れ
私は転職の面接が今まであまり経験がありませんでしたが、どうやら次のような流れで進むのが一般的なようです。
・転職理由
・なぜうちの会社か
・今の職場での実績
ここは多分に漏れず今回の僕も同じような感じでした。その上で、社労士資格の取得の経緯などが聞かれ、それに対しての反応は、
・社労士資格を取るくらいだから本当に人事労務に興味があるんだろう
・社労士資格を取るくらいだから自分の知識を常に向上させる気持ちを持っている人間なんだろう
という感じでした。
だからといって、他者より一歩リード!っていう感じではなかったです。
自分がこの職種につきたいんだという説明を深くしなくても納得してもらえたという感じです。
一方で、こんな質問もされました。
これ、聞き様によってはすごく怖いというか、こんなこと言ってくるのかと一瞬構えてしまいましたが、法律を持ち出して杓子定規に何でもかんでもダメだという社労士は使えないという記事をたくさん読んできていた僕は、
そこを白にしていくのが社労士冥利でしょう
という趣旨の発言でなんとか誤魔化しました。やはり、巷で言われている、
社労士は労働法に詳しいから入社して色々指摘されては困る
こう考える会社もやっぱりいるんだなぁとしみじみと感じました。
社労士をとってよかったと思ったこと
これらの面接を踏まえて、社労士資格をとってよかったなと思ったことは次のとおりです。
全ての資格に言えることかも知れませんが、とにかく自分の努力や興味を証明する良い材料になります。ましてや社労士資格ほどの難関資格であればその証明具合も半端ではなく、実際に面接の中でも、
といっていただきました。そしてまた、
ともいっていただきました。
光栄であると同時に、ちゃんと知識を磨き続けないと
と身が引き締まる思いでした。
社労士は転職面接において、有利かどうかまとめ
面接の結果としては、次に進めていただきましたが、ここでなんと労働条件面で家族ストップが入り、お断りさせていただいたというのがリアルなところなんですが、この面接を経て、社労士資格の面接での活かし方を学ぶことができました。
そう、社労士資格は、
印籠のように相手がひれ伏すことはないけども、使い方次第で強力な武器になる
僕はそう感じました。
自分がやりたいことがはっきりしている人、業界未経験でもその業界に興味があることを示したい人などは、社労士資格を面接でうまく活用すると説得力の裏付けになってスムーズに面接が進むと思います。
僕自身、苦労してとった資格が面接で少しでも生きるとわかって少しホッとしました。笑
今、社労士資格をお持ちで、新たな一歩に踏み出せていない方は、一度転職の面接などを受けてみてはいかがでしょうか。
社労士資格の可能性が見えてくるかも知れません。
そして社労士試験に合格したら、社労士関係の求人を一度見ておくことをおすすめします。結果的に転職しなくても大丈夫ですが、今の仕事と比較することは客観的に社労士の仕事とはどんなものか知る機会になります。
社労士専門の転職エージェント「ヒュープロ」で社労士求人を見つけてみることをおすすめします。無料で社労士のキャリアの健康診断ができます。
社労士の転職に強い転職エージェントなら【ヒュープロ】
【おすすめポイント】
・社労士求人が多数
・年収が高い求人が多数
・社労士キャリアの健康診断に最適
・完全無料で利用できるので、まだ転職を考えていない人にも
↑無料登録後、社労士資格の電話確認で良案件に応募↑