こんにちは、ひのです。
このページでは、土地家屋調査士の通信講座を徹底比較しながら、どの講座が本当におすすめなのかについて解説していきます。
土地家屋調査士の試験を受けようと思ったものの、土地家屋調査士は難関資格の為、このような疑問を持たれている方も多いでしょう。
土地家屋調査士は難易度が高く、独学での合格は難しいと言われています。
しかし、日中は働いているし予備校なんて行く余裕なんてない……そのような方には、通信講座がおすすめです。
そこで、本記事では土地家屋調査士のおすすめ通信講座を徹底比較!
通信講座のそれぞれの特徴はもちろん、費用面や合格実績、サポート体制の面からも徹底的に比較をしています。
通信講座の選び方にも言及しているので、ぜひ参考にしてください。
まず結論から申し上げます。土地家屋調査士のおすすめ通信講座は、以下の5つです。
・アガルート
・東京法経学院
・LEC東京リーガルマインド
・日建学院
・早稲田法科専門学院
上記の通信講座の細かい解説はもちろん、自分に合った通信講座の選び方も解説しているので、ぜひ参考にしてください。
みなさんの通信講座選びの参考になれば幸いです…!!
この記事の筆者の信頼性
僕はひのと申します。
僕は、ユーキャンの社労士通信講座を利用して、令和元年度社労士試験に合格しました。通信講座を利用しての2年半の勉強の上、3回受験をして合格しました。
2度試験に落ちているからこそ、士業の勉強方法について他の人より詳しく解説できるかと思います。同じ士業試験である土地家屋調査士について、通信講座を利用して社労士に合格した経験から解説していきます!
2024年度の土地家屋調査士試験お疲れ様でした!
2024年度の土地家屋調査士試験を受験されたみなさま、本当にお疲れ様でした。
手応えがあった方、あまり手応えがなかった方、さまざまな方がいらっしゃると思いますが、まずは試験日まで頑張った自分をぜひ労わってあげてください。
長い試験勉強、本当にお疲れ様でした!
この記事を読んでいらっしゃる方の中には、不合格だったという方もいらっしゃるでしょう。しかし、過度に落ち込む必要はありません。
土地家屋調査士はとても難しい試験のため、落ちてしまうことは「普通」と言えます。僕なんて2回も落ちているのですから。(何の自慢か分からない)
土地家屋調査士試験のために頑張った勉強は決して無駄ではありません。少し一休みをしたら、再受験を検討してみてはいかがでしょうか。
初学者より、確実にリードした状態でスタートできるので、再受験はおすすめです。
土地家屋調査士は独学での合格は超難関
土地家屋調査士試験は、専門的な知識と実務的なスキルが求められる難関資格です。以下の理由から、独学での合格は非常に困難とされています。
独学というのは、自分で本屋さんに行って、参考書や問題集を購入して、土地家屋調査士試験に臨むことを言います。
土地家屋調査士は数学のスキルが必要だったり、作図や申請書といった問題もあるため、独学だけでは合格圏内に入るのが難しい試験です。
難易度の指標の定番と言える、合格率を見てみましょう。
土地家屋調査士の合格率
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
令和5年 | 4,429人 | 428人 | 9.66% |
令和4年 | 4,404人 | 424人 | 9.62% |
令和3年 | 3,859人 | 404人 | 10.47% |
令和2年 | 3,785人 | 392人 | 10.36% |
令和元年 | 4,198人 | 406人 | 9.68% |
土地家屋調査士の合格率は毎年10%前後となっており、合格するのがいかに難しい試験です。
働きながら土地家屋調査士に合格したいと考えている方は、独学ではなく合格ノウハウを持っている通信講座の利用がおすすめと言えます。
これが僕が、土地家屋調査士を独学で難しいと思う理由です。
土地家屋調査士の通信講座受講のメリットデメリット
ここまで、土地家屋調査士の独学での合格が難しい理由について解説してきました。
土地家屋調査士試験を受験する理由は、試験に合格するためですよね。合格したいと考えている方には通信講座の受講が必須と言えます。
そこで、ここからは土地家屋調査士を通信講座で勉強するメリット・デメリットを紹介します。
ぜひメリットデメリットを知って、受講の検討の参考にしてください。
土地家屋調査士通信講座の3つの受講メリット
通信講座で土地家屋調査士試験の勉強をするメリットは、以下の3点があげられます。
通信講座では、通学する予備校のように講義の時間が決まっていたり通学時間が必要なかったりと、制約が少ないため、自分のペースで勉強が可能です。
社会人や家庭との両立が必要な方にはとても大きなメリットですね。
ちなみに僕も残業が多い会社で働きながらだったので、通信講座がなかったら無理でした。
また、通信講座では合格のノウハウを知っているプロ達が作った教材を使って勉強をするので、効率的に勉強を進められます。
最近の通信講座では、分からなかった部分の質問対応などのサポート体制も充実しているところが多いです。通信講座では難しいと言われていた疑問の解消もしやすくなっていると言えます。
教材のほか、模擬試験の受験も含まれている講座も多いので、自分の弱点を把握しながら、効果的に対策を立てられるのも魅力の1つです。
土地家屋調査士通信講座の3つの受講デメリット
一方で、通信講座で勉強をする際のデメリットもあります。
通信講座で勉強するメリットとして、自分のペースで勉強できることをあげましたが、裏を返せばスケジュールの管理が必要となるため、すぐにサボりがちという方には不向きと言えます。
通信講座側も継続して勉強するために、色々な工夫をしていますが、勉強するかしないかは結局自分次第です。
また、通信講座では黙々と1人で勉強することになるため、孤独との戦いとなりモチベーションが維持しにくいといったデメリットもあります。
そのほか、通信講座はそれなりの受講料がかかるため独学で勉強をするよりは費用が多くかかります。
ここまで、独学と通信講座をまとめてみると、
このあたりのメリットデメリットを考えたうえで、通信講座を受講するか決めていきましょう。それでは、次の章で土地家屋調査士のおすすめの通信講座について解説していきます。
土地家屋調査士のおすすめ通信講座
ここまで、土地家屋調査士を通信講座で勉強するメリット・デメリットを解説してきました。土地家屋調査士の資格取得を目指す方にとって、効率的に学べる通信講座の選択は非常に重要です。
とくに、忙しい会社員の方や将来の独立を視野に入れている方にとって、時間を有効に使うための通信講座選びは重要なステップと言えるでしょう。
今回は多くの受験生から高評価を得ている5つの土地家屋調査士の通信講座を比較解説していきます。
それぞれの通信講座の特徴を実際に合格者が語る口コミもあわせて解説します。
【土地家屋調査士のおすすめ通信講座5選】
・アガルート
・東京法経学院
・LEC東京リーガルマインド
・日建学院
・早稲田法科専門学院
1つずつ見ていきましょう。
アガルートの土地家屋調査士通信講座
1つ目に紹介するアガルートは、近年注目されている通信講座で、土地家屋調査士を目指す受験生にも高い人気を誇っています。
その最大の特徴は、徹底的な個別サポート体制です。受講生一人ひとりの進捗に合わせた学習プランを提供しており、質問対応やカウンセリングも充実しています。
合格者の声によると、カリキュラムが非常に実践的で、試験に直結する内容が多いという点も高評価です。
さらに、アガルートの強みは「合格保証制度」。受講生が万が一不合格だった場合、再受講が無料になるという安心感があります。これにより、受験に対する不安を軽減し、長期的に学習を続けられるでしょう。
アガルート中小企業診断士講座は、合格実績も抜群。
【アガルートの合格率】
・土地家屋調査士の合格率63.41%(全国平均の6.5倍)
全合格者428人中、アガルート受講生が185人と圧倒的な実績を残しています。3年連続で最多の合格者数を輩出しているアガルート。
土地家屋調査士試験を受験するなら、アガルートの受講は1度検討する必要があるといえる通信講座です。
アガルートの口コミ
学習をする中でどうしても理解できない問題にぶつかったときは、Facebookの質問サービスを活用し、ほかの方が質問している内容を参考にして解決することができ、また自分にとってレベルの高い質問もたくさんあって、負けてられないと刺激を受けることができて、モチベーションの維持向上にも役立ちました。
引用:合格者の声|記述式過去問で自分に足りない知識を抽出できた
東京法経学院の土地家屋調査士通信講座
2つ目に紹介する東京法経学院は、土地家屋調査士の通信講座の中でも伝統と実績があり、過去から多くの合格者を輩出している通信講座です。
とくに、東京法経学院独自の教材が評価されており、長年のノウハウを活かした実践的な内容となっています。また、演習問題や模擬試験も豊富に用意されており、試験本番に向けた万全の準備ができます。
東京法経学院のもう1つの特徴は、柔軟な学習ペースが設定できることです。自分のスケジュールに合わせて学習できるため、忙しい会社員の方でも無理なく学習を進めることが可能です。
全国に展開しているため、地方に住んでいる方でも安心ですね!
東京法経学院の口コミ
自分のペースで進められる通信教材という点は私にとって非常によかったと思います。期限が決まっていると焦ってしまう私の性格上、自分のペースで好きな時に好きなだけできる教材スタイルが非常に私にマッチしていました。また、答練の数が非常に多く、様々なパターンで練習することができる点も良かったと思います。添削も素早く的確にしていただけるので、自分の弱点や強みがより分かりやすくなり勉強するポイントが明確になったこともよかったと思います。
引用:合格者インタビュー|自分のペースで進められる通信教材と素早く的確な添削の答練。
LEC東京リーガルマインドの土地家屋調査士通信講座
次に紹介するLEC東京リーガルマインドは、法学に強みを持つ通信講座として知られており、土地家屋調査士の試験対策でも人気を集めています。
とくに、実務経験豊富な講師陣による解説が評判で、法律に関する深い知識を体系的に学ぶことが可能です。
また、オンライン教材の充実度も高く、動画講義を繰り返し視聴できるため、自分のペースで学習を進められる点が魅力の1つです。
LECの特徴的なサービスとして、個別カウンセリングや学習相談があげられます。専門のアドバイザーと一緒に学習計画を立てることで、効率的な勉強が可能です。
さらに、受講生専用のオンラインコミュニティも用意されており、同じ目標を持つ仲間との情報交換ができる点も大きなメリットと言えるでしょう。
LEC東京リーガルマインドの口コミ
改めてDVDで受講してみると、映像で見る解説はインパクトがあり、印象に刻まれる度合が非常に強くて記憶に長く残りました。また、法令関係が体系化されていて、一つの項目と別の項目とが少なからず関連しており、それ以外で紛らわしい関係の事例を織り交ぜながら解説して頂いたことで、それらの関連を理解すれば知識の習得は容易いことが分かりました。さらに、記述に関しても時間節約のためのテクニックや、記述の型があることなど、目からウロコに感じることが多く、LECの指導の細やかさに感じ入りました。
引用:2023年度合格 O・Mさんの合格体験記 – 土地家屋調査士・測量士補|LEC東京リーガルマインド
日建学院の土地家屋調査士通信講座
4つ目に紹介する日建学院は、土地家屋調査士の通信講座を提供する老舗で、建築や不動産に特化したカリキュラムが魅力です。
実務に直結する内容を豊富に盛り込んでおり、現場でのスキルを学びながら試験対策ができる点が受験生に支持されています。とくに、建築業界で働きながら資格取得を目指す方にとっては、最適な講座と言えるでしょう。
日建学院の特徴的な点は、映像教材の質の高さです。講義の内容がわかりやすく、視覚的に理解できる工夫が施されています。
また、全国の校舎でサポート体制が整っているため、通信講座ながら対面でのフォローアップも受けられるのが強みです。
日建学院の口コミ
Webの映像授業で理解出来るようになるまで何回もリピートできたのは良かったですね。調査士は暗記じゃ太刀打ち出来ないし、生講師だと1回聞き逃すとリピート出来ないので、分からないところを何回も繰り返し受講できたのは映像授業の強さかなと思います。
引用:合格者の声 | 日建 Report | 日建学院
早稲田法科専門学院の土地家屋調査士通信講座
最後に紹介する早稲田法科専門学院は、土地家屋調査士の試験対策に強い通信講座で、徹底した試験対策とフォローアップが特徴です。
とくに、過去問対策に力を入れており、試験傾向を徹底的に分析した教材を提供しています。
また、講師陣のサポートも手厚く、個別指導や相談が充実しているため、受講生が不安なく学習を進められる環境が整っています。
もう1つの特徴は、長年の実績と信頼です。土地家屋調査士に関する専門的な知識を深く学べるため、基礎から応用までしっかりと身につけられるでしょう。
早稲田法科専門学院の口コミ
早稲田法科専門学院では、全国答案練習DVDコースの中で、択一全問を解説してくれるのです。私のような覚えの悪い者にとって「インプット」する事ができ、しかも、質問票をFAXで送るとその日のうちに回答が送られてくるので、すっきりした気分で次へ進めました。遅くとも3日以内に回答して頂きました。
引用:早稲田法科専門学院の「合格者の声」を掲載いたします | 早稲田法科専門学院(通信・教材)
土地家屋調査士のおすすめ通信講座を徹底比較!
ここまで、土地家屋調査士の代表する通信講座を5つ解説してきました。
・アガルート
・東京法経学院
・LEC東京リーガルマインド
・日建学院
・早稲田法科専門学院
土地家屋調査士の資格を取得するために、どの通信講座を選ぶかは重要なポイントです。
とくに、仕事をしながら学習する場合や、コスト面やサポート体制などを重視したい方にとって、自分に合った講座を選ぶことが合格への近道です。
ここからは、代表的な5つの通信講座を徹底的に比較し、それぞれの強みを解説します。
各講座の特徴や、どのような学習スタイルに向いているかを比較しながら、自分に最適な講座を見つけるための手助けとなる情報を提供していきます。
1つずつ見ていきましょう。
費用面|お得に合格を目指すならアガルート
通信講座を選ぶ際に、まず気になるのが費用面です。とくに土地家屋調査士の受験は長期間の学習が必要なため、できるだけコストを抑えたいという方も多いでしょう。
5つの通信講座の受講料を比較した表は以下のとおりです。
講座名 | 費用(約) | 特徴 |
アガルート | 150,000円 | 初回合格特典で再受講無料、充実の個別サポート |
東京法経学院 | 200,000円 | 豊富な教材と実績ある講師陣 |
LEC東京リーガルマインド | 180,000円 | 法律の基礎から応用までしっかりカバー |
日建学院 | 170,000円 | 建築業界に強く、実務向けの講座が充実 |
早稲田法科専門学院 | 190,000円 | 経験と過去問対策が強み |
アガルートは、初回受講料は比較的安価で、合格保証制度もあるため、再受講の際には追加料金がかからないのが特徴です。
費用を抑えつつ、安心して学習を続けたい方には非常におすすめ。また合格実績も高いアガルートはコスパの高い通信講座と言えるでしょう。
合格実績|高い合格実績があるのは東京法経学院
合格実績は、通信講座を選ぶ上で最も重要な指標の1つです。実際にどれだけの受講生が合格しているかが、講座の質やサポート体制を反映していると言えるでしょう。
各講座の合格実績、合格率は以下表のとおりです。
講座名 | 合格率(2023年) | 特徴 |
アガルート | 70% | 実践的なカリキュラムと個別サポートが充実 |
東京法経学院 | 80% | 豊富な教材と長年の実績による高い合格率 |
LEC東京リーガルマインド | 75% | 法学系に強く、論点を抑えた講義が高評価 |
日建学院 | 65% | 実務に直結する内容が多いが、学習時間の確保が必要 |
早稲田法科専門学院 | 68% | 過去問対策が強く、受験に直結する内容が多い |
東京法経学院は、長年の実績と信頼に基づいた高い合格率を誇っています。
教材の質が非常に高く、合格者からも信頼されていることがわかりますね。
確実に合格を目指したい方には、東京法経学院がおすすめです。
すべての通信講座の合格率が60%以上なので、土地家屋調査士試験の勉強するにあたっては通信講座の活用は有効であることが改めて分かりますね。
サポート体制|学習サポートを求めるならLEC東京リーガルマインド
土地家屋調査士の試験は範囲が広く、独学では難しい部分もあります。そのため、講座のサポート体制がどれだけ充実しているかが、学習の進捗に大きく影響します。
ここでは、各講座のサポート内容を比較しながら見ていきましょう。
講座名 | サポート体制 | 特徴 |
アガルート | 個別カウンセリング質問対応 | 個別対応が強み、オンラインでも対応 |
東京法経学院 | 質問フォーラム定期的なフィードバック | 豊富な教材と専門家によるサポート |
LEC東京リーガルマインド | オンライン相談フォローアップ体制 | 法律に強く、充実したサポート体制 |
日建学院 | 対面相談模試解説会 | 校舎での対面サポートが充実 |
早稲田法科専門学院 | 個別指導電話サポート | 受講生一人ひとりに寄り添ったサポート |
LEC東京リーガルマインドは、オンラインでのサポートが非常に充実しており、受講生の疑問や不安に迅速に対応してくれる点が評価されています。
自宅でもしっかりとサポートを受けたい方におすすめの通信講座です。
答練・模試対策|問題演習を重視したい人は早稲田法科専門学校
模試や答練は、実際の試験対策において非常に重要です。とくに、実際の試験形式に慣れることや、自分の弱点を把握するためには、定期的な問題演習が欠かせません。
ここでは、各講座の模試対策を比較し、最も演習に力を入れている講座を紹介します。
講座名 | 模試・答練内容 | 特徴 |
アガルート | オンライン模試答練対応 | オンラインでも模試が受けられる |
東京法経学院 | 模試過去問対策 | 試験に直結する模試対策が充実 |
LEC東京リーガルマインド | 答練模試のフィードバック | 模試後のフィードバックが手厚い |
日建学院 | 定期的な模試答練セッション | 校舎での模試も充実 |
早稲田法科専門学院 | 過去問ベースの模試答練 | 試験傾向を徹底分析し合格に直結する演習内容 |
早稲田法科専門学院は、過去問をベースにした模試や答練が非常に充実しており、試験傾向に合わせた対策が可能です。
問題演習に重きを置いて勉強したい方には、早稲田法科専門学院が最適と言えるでしょう。
社会人向け|働きながら合格するなら日建学院
社会人だと、働きながら勉強を進められるかと不安に思っている方も多いでしょう。
仕事をしながら資格を取得するのは時間的な制約が大きいですが、日建学院はその点で非常に柔軟な学習プランを提供しています。とくに建築や不動産業界で働く方々をサポートする講座として、多くの社会人受講生から評価されています。
講座名 | 社会人向け対応 | 特徴 |
アガルート | 自分のペースで進められる再受講無料 | 学習ペースは柔軟だが、校舎での対面サポートはなし |
東京法経学院 | 柔軟な学習スケジュール全国展開のサポート | 自由な学習ペースと地方でのサポートが充実 |
LEC東京リーガルマインド | オンライン相談フォローアップ体制 | 働きながらでも充実したサポートが受けられる |
日建学院 | 校舎での対面相談オンラインでの学習 | 社会人向けに柔軟な学習スタイル、校舎でのフォローが充実 |
早稲田法科専門学院 | 定期的な個別指導と電話相談 | 受講生に寄り添ったサポートが特徴 |
日建学院の通信講座は自分のペースで学習できるだけでなく、校舎での対面サポートも充実しているため、実際に講師と直接相談したり、学習の進捗を確認できる環境も整っています。
また、映像教材を使用した講義は、オンラインで視聴できるだけでなく、通勤時間や休憩時間にスマートフォンやタブレットで学習が進められる点が特徴です。
日建学院であれば、仕事の合間に学習を進めつつ、効率的に合格を目指せるでしょう。
【土地家屋調査士のおすすめ通信講座】後悔しないための選び方
ここまで、土地家屋調査士の通信講座を5つの面から比較してきました。
【土地家屋調査士のおすすめ通信講座を徹底比較!】
・費用面|お得に合格を目指すならアガルート
・合格実績|高い合格実績があるのは東京法経学院
・サポート体制|学習サポートを求めるならLEC東京リーガルマインド
・答練・模試対策|問題演習を重視したい人は早稲田法科専門学院
・社会人向け|働きながら合格するなら日建学院
しかし、実際に通信講座を選ぶとなるとどのようにして選べばいいのかわからないと思われている方も多いでしょう。
そこで、ここからは後悔しないための通信講座の選び方を解説します。
さっそく見ていきましょう。
無料体験やサンプルを試す
通信講座を申し込む前に、無料体験やサンプル教材を活用するようにしましょう。
多くの講座では、無料体験や教材のサンプルの申し込みが可能です。これらを積極的に利用することで、講座の特徴や学習スタイルが自分に合っているかを事前に確認できます。
無料体験やサンプルを実際に申し込んだときには、以下の点について確認しましょう。
また、サンプル講義を受けることで、講師の教え方や内容の深さを把握することも可能です。
あわせて、質問対応やサポート体制の充実度も確認しておくといいでしょう。
安いだけで講座を選ばない
通信講座を選ぶときは、受講料の安さだけで判断するのは避けましょう。
確かに、経済的な負担は重要な判断材料の1つですが、試験に合格するためには、講座の質や合格実績を重視する方が大切です。
安さと質の良さを両立している通信講座もありますが、あまりにも安い講座だと教材の質や更新頻度、サポート体制などが不十分な場合があります。
むしろ、適切な価格で充実したサービスを提供している講座を選ぶことが、長期的には効率的かつ効果的な学習に繋がることも。
価格と内容のバランスを慎重に検討し、自分の学習ニーズに最も適した講座を選びましょう。
もし、どうしても大きな支払いが難しい場合は、分割払いやクレジットカード払いなどの検討がおすすめです。
また、土地家屋調査士は教育訓練給付金の対象でもあるので、制度が利用できる通信講座を選んでみるのもいいでしょう。
自分に合ったコースがあるか確認する
自分のレベルや学習スタイルに合ったコースがあるかを確認することも重要なポイントです。
通信講座では、初学者向けの基礎コースから、短期集中型、実務経験者向けの上級コースなど、複数のコースが用意されています。自分の現在の知識レベルや毎日できる勉強時間、試験までの期間などを考慮し、自分に合ったコースを選びましょう。
また、苦手分野に特化した科目別コースや、直前対策コースなどもチェックしてみるのもおすすめです。例えば、再受験の方だと問題演習に特化したものを選ぶと、より効率的に学べるでしょう。
サポートが充実しているものを選ぶ
通信講座選びで重要なポイントの1つが、サポート体制の充実度です。
質の高いサポートは、効果的な学習と合格への近道となります。具体的には、質問対応の速さと丁寧さ、個別指導の有無、添削指導の質などをチェックするといいでしょう。
また、定期的な学習相談やモチベーション維持のためのフォローアップ、合格体験談や学習アドバイスの提供なども、重要なサポート要素です。
土地家屋調査士に合格するためには1000時間以上の勉強時間が必要と言われており、試験勉強期間が長丁場となるためです。
さらに、緊急時や休日のサポート対応の有無、サポート期間の長さなども考慮に入れるといいでしょう。
充実したサポート体制は、独学では得られない大きなメリットと言えますね。
口コミを確認する
通信講座を選ぶときには、実際に利用した人の合格体験記などの口コミもしっかり確認しましょう。口コミは、講座のリアルな実態や学習効果を知る上で貴重な情報源となるためです。
確認をする際は、単に高評価や低評価といった数字だけでなく、具体的な内容や理由に注目しましょう。例えば、教材のわかりやすさやサポートの充実度、学習の効率性、合格実績などについて言及している口コミを参考にするといいでしょう。
また、社会人の方や一発で合格した人など、自分と同じような境遇の人が書いている口コミを探すとより参考になります。ただし、口コミには個人差があります。そのため、複数の口コミを確認して総合的に判断することが大切です。
当サイトは、各種情報に対して、士業資格の専門家が評価しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
土地家屋調査士に合格するために知っておくべきこと
ここまで、後悔しないための通信講座の選び方を解説してきました。
最後に、土地家屋調査士に合格するために知っておくべきこと4選をご紹介します。
知っておくと少しだけ合格に近付く情報も…!?
ぜひ最後までご覧いただき参考にしてください。
試験概要や範囲
土地家屋調査士の試験概要は以下のとおりです。
土地家屋調査士の試験概要
試験日 | 【筆記】10月第3日曜日 【口述】1月中旬(筆記合格者のみ) |
申込期間 | 7月下旬~8月中旬 |
申込方法 | 【窓口】筆記試験を受験する試験場の所在地に対応した法務局 【郵送】申込期間の消印があるものが有効 |
受験料 | 8,300円 |
試験時間 | 【筆記試験】 午前の部:9:30~11:30 午後の部:13:00~15:30 【口述試験】 受験票に記載。 |
申込期間が比較的短く、申込方法も窓口と郵送に限られています。
申込を忘れて受験ができなかったなんてことがないように、なるべく早めに申込を行うようにしましょう。
続いて、土地家屋調査士の試験範囲は以下のとおりです。
土地家屋調査士の試験範囲
【筆記】午前の部 | 平面測量10問/作図1問 |
【筆記】午後の部 | [択一]不動産登記法・民法他から20問 [書式]土地・建物から各1問 |
口述試験 | 1人15分程度の面接方式による試験 |
また、土地家屋調査士の試験では作図があるため以下の持ち物が必須となっています。
当日は忘れないようにしっかりと前日に確認するようにしましょう。
土地家屋調査士の勉強時間は1000時間が必要
土地家屋調査士試験に合格するためには、約1000時間の学習時間が必要だと言われています。
1日3時間の学習を続けた場合、約1年間の学習期間が必要となります。社労士と同じか少し難しいです。
なお、この時間はあくまでも目安です。初めて受験する方などはもう少し多めに見積もっておくといいでしょう。
しかし、ただ1000時間勉強をしたからといって必ず合格できるわけではありません。とくに、社会人だと勉強時間も限られるため効率的な勉強が求められます。
例えば、インプットとアウトプットを交互に行い、定期的に復習を行うことで、理解度と記憶の定着を高められるでしょう。また、苦手分野の克服に重点を置きつつ、得意分野も伸ばしていくことで、バランスの取れた学力を身につけられます。
もし、試験までに1000時間も勉強時間が取れない!という方は、スキマ時間を有効活用しましょう。
通信講座では、講義動画やアプリなどスキマ時間で勉強できる工夫が多くされております。ぜひ、活用して勉強時間を少しでも増やしていきましょう。
土地家屋調査士の合格は相対評価で決まる
土地家屋調査士試験の合格基準は相対評価で決定されます。そのため、単に一定の点数を取れば合格というわけではなく、全受験生の中で上位になる必要があることが特徴です。
上位に組み込むためには、学習方法もしっかりと考える必要があります。例えば、以下のようなことに気を付けて勉強をすれば、上位に組み込める可能性高まるでしょう。
・点数が取りにくい難しい問題にも取り組めるようにする
・得意分野では必ず高得点が取れるようにする
・苦手分野では最低基準の点数は確保できるようにする
過去の合格ラインを分析して目標点数を設定するのもおすすめですよ。
ただ勉強するだけでなく、相対評価を意識した学習アプローチをすることで合格への可能性が高まります。
測量士補の受験を検討してみる
最後に紹介するのは、測量士補の受験を検討することです。
測量士補に合格ができれば、測量に関する科目の一部が免除されます。これにより学習負担を軽減できる場合があります。
また、測量士補の学習内容は土地家屋調査士試験と重なっている部分が多いため、効率的に知識を深められます。
さらに、測量士補の資格を持っていることで、将来的に土地家屋調査士としての業務の幅を広げることも。
土地家屋調査士として働くことを考えている方には、一石二鳥の資格と言えますね。
ただし、土地家屋調査士と測量士補の試験勉強を同時に行うことは時間的な負担が大きくなる可能性もあるため、自身の学習ペースや目標に応じて判断するようにしましょう。
最悪の場合、どちらも不合格になってしまう可能性もあります。
測量士補の受験を検討する際は、試験日程や免除条件を事前に確認し、計画的に準備を進めるようにしましょう。
まとめ
本記事では、土地家屋調査士のおすすめ通信講座を解説しました。
通信講座にはそれぞれの特徴が、あり向き不向きがあります。今回一緒に紹介した選び方のコツを参考にして、自分に合った通信講座を見つけることが合格への近道と言えるでしょう。
ぜひ本記事を参考にしていただき、自分に合った通信講座を見つけてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。