こんにちは。ひのです。
今回は、総務課未経験の方が初めて人事や労務を担当することになった時にぴったりなこちらの本についてレビューを行います。
ちなみに私はkindle版で購入しました。
こちらの本、一言で言えば「人事・労務全般の実務入門」に最適の本でした。
総務課に初めて異動になって、どうすればいいんだーって人はこの本を読めば、仕事の全体像がわかるし、実務的な内容なので仕事にもすぐに活かせます!
これから社労士試験の合格を目指すかたは、ぜひ通信講座の活用をご検討ください。
関連記事:社労士おすすめの通信講座比較!評判と実力を現役社労士が解説
『現役人事・労務さんの声を生かした人事・労務のお仕事がテキパキはかどる本』著者のプロフィール
池田理恵子(社会保険労務士)氏。社会保険労務士池田事務所の代表の方です。
顧問先の担当者から総務の仕事をどこで学べばいいのかわからないという相談を受けることが度々あったことから、人事・労務マニュアルの作成業務を開始。以後、人事・労務担当者応援をライフワークとしている。
こういう経験があるからこそ、難しい制度の話を分かりやすく本にまとめられるんだなと納得です。
『現役人事・労務さんの声を生かした人事・労務のお仕事がテキパキはかどる本』の構成
ページ数としては全体で250ページ程度です。といっても、文字がビッシリ!ではなく、
こういったイラストたっぷりなので、専門知識に抵抗感なく読み進められます!私は1日で読み終わりました。
本の目次はこんな感じです。
1 人事・労務のお仕事の全体像をつかもう
2 採用・契約に関する仕事
3 労働時間のルール
4 休暇のルール
5 給与に関する仕事
6 妊娠・出産・育児と介護に関する仕事
7 従業員への安全配慮に関する仕事
8 問題のある従業員に関する仕事
9 従業員の退職、解雇
10 デキる人事・労務になれるツボ
この本のおすすめポイント
僕がこの本を読んで、この本いいなと思ったポイントは次のとおりです。
一つずつ詳しく書いていきます
とにかく文章が読みやすい
だいたい一つの章に文章が400文字程度です。あとはイラストや図解が多用されており、非常にとっつきやすいです。
文章の中身も事例的で実務に活かせるような記載になっているので、興味深く読み進めることができます。
「髭を伸ばしている社員に注意ができるのか」という章を読んで、へぇ!と思いました。整えられた髭ならば注意は難しいようです。
人事・労務の仕事の全体を把握するのに最適
目次を見ていただくとお分かりになると思いますが、この一冊で人事・労務の仕事が網羅されています。どういうところでミスが起きやすいか、どういうところに気を配らなければいけないかをさらっと書いてくれてるので、
問題が起きた後に、
いや、そんなん聞いてないよ!知らんし!
となることを防止できます。この本で気づいた、注意しなければならない点を他の参考書などでより深く知るようにすれば、業務もきっとうまくいきます。
そういう意味で、この本は本当に究極の入門本と言えると思います。
デキる人事・労務になれるツボが面白い
人事労務の話って法律を持ち出して、「それ間違ってます!」なんていっても、うまくいかないことが多い気がします。
この本でも、社長がガンガン超過勤務させよう!といっているところに、まともに「法律で禁止されてますよ!」なんていっても反発を喰らうだけだと書いています。
そういった例について、上司のタイプ別に「こうしたほうがいい」というアドバイスもあって、単なる法律の解説書というだけでなくて、処世術も学べます。
感情的な上司は相手を褒めることが先なんですって!むずー。
みんなの口コミ・評判
一方的なレビューとならないよう、皆さんの口コミも掲載させていただきます。
皆さんの口コミも分かりやすさを褒めるものが多かったです。幅広く学べるというのも評価されていました。
まとめ
以上、『現役人事・労務さんの声を生かした人事・労務のお仕事がテキパキはかどる本』についてレビューしました。簡単にまとめると、
でした。皆さんも、総務課に異動になって不安だな!と感じた時はぜひお手に取ってみてください!
私も著者と同じく社労士をしています。
この本は非常に読み易く、よくまとまっていて素晴らしいなと思いました。
1つ1つの項目が2ページ程度にまとめられているので、1つのことを深く掘り下げるのではなく、人事労務担当者に知っておいてほしい内容を幅広く、基礎的なものをしっかり学べる本でした。
とっても良い本で、私も購入して良かったです。(引用:Amazonレビュー)