こんにちは。ひのです。
社労士試験、独学でテキストを購入しチャレンジしたい!と初めの第一歩を踏み出した方がまず、はじめに大切にしなければいけないこと。
それは、
テキスト選び
です。自分に合わないテキストを選んでしまうと、どんなに勉強を頑張ってもなかなか合格までは辿り着くことができません。
そこでこの記事では、
・独学の場合、どうやってテキストを選んだらいいの?
・どんなテキストがあるの?
・テキストを比較して選びたい
という疑問にお答えできるように記事を描きたいと思います。
ここで紹介しているテキストは過去に実際に購入し、吟味した結果を載せています!安心してご覧いただければと思います!
長文の記事となっていますので、適宜目次のジャンプ機能を使いながらの閲覧をおすすめ致します。また、一部テキストが古い可能性があるので、同じシリーズの最新版を確認の上、ご購入くださいませ!
まず、結論から言いますと、独学での社労士に合格するにはかなり難易度が高いです。そして当サイトとしては最短で合格を目指せる通信講座での勉強が不可欠だと思っています。
その中でもクレアール社労士講座は無駄を徹底的に排除した「非常識合格法」で短期でも合格水準までレベルを上げる事が出来ます。
それでは、解説していきます!
この記事の執筆者の信頼性
私はひのと申します。
令和元年(2019年)に3度目の受験で社労士試験に合格しました。2年半の社労士試験勉強を通じて、勉強のコツを心得ていますので、その経験を踏まえたレビューをさせていただきます。
受験生時代はユーキャンの速習レッスンを使用していました!個人的には一番おすすめテキストです!
社労士独学テキストの選び方
社労士の独学テキストの主な選び方は次のとおりです。
まずは、自分にあったものを選ぶことが大事です。
いわゆるフィーリングってやつです。これ一番大事です。合わないテキストで勉強し続けるのって相当ストレスです。
その上で、さらに注意すべき点といえば、
です。1つずつ解説していきます。
社労士独学用のテキストは必ず最新版を購入
社労士試験において法改正に対応することは必須です。社労士試験の1〜2割は必ず法改正分野から出題されるといっても過言ではありません。
なので、メルカリで前年分が安く売られていたとしても買ってはいけません。その数千円をケチって、1年くらいの勉強時間を無駄にすることになります。
本末転倒の極みです!
社労士独学の問題集は必ず同じシリーズのものを選択
出版されている社労士テキストにはほとんど同シリーズで問題集が併せて出版されています。問題の解説に対応するテキストのページ数が記載されていたり、解説の相互補完が行われていたりと、テキストと問題集はセットで一つの教材として完成しています。
同じシリーズを買いましょう!
独学では社労士法改正や白書対策は別途対策する
一般的に社労士テキストは秋頃に発売されます。
社労士試験の法改正や白書は翌年の春までのものが出題されますので、テキストだけでは法改正や白書対策はできません。
テキストによっては付属で法改正情報などがある場合があるので、それらを活用できるものを選びましょう。
法改正対応など独学で勉強を進めるのが不安に感じている方は最短で合格を目指せる通信講座での勉強も検討してみてください。その中でも『クレアール社労士講座』は無駄を徹底的に排除した「非常識合格法」で短期でも合格水準までレベルを上げる事が出来ます。
社労士独学テキストの特徴を一覧比較
まずは簡単にここで紹介するテキストの概要をまとめました。
カラーの方が読みやすい方はフルカラーのものを、持ち運んで勉強したい方は分冊できるものを選びましょう
テキスト名 | 出版元 | テキスト | 特徴 |
---|---|---|---|
ユーキャン | 2色刷り | 3分冊可能。初学者もわかりやすい構成 | |
TAC | フルカラー | 2分冊。売上1位 | |
LEC | 2色刷り | 2分冊。情報量最大 | |
日経新聞 | 2色刷り | 質問受付、カラーPDF付 | |
中央経済 | 2色刷り | バイブル的存在 |
ユーキャン「速習レッスン」
大手通信講座会社のユーキャンが誇る社労士テキストです。
30年もの歴史を持つユーキャン社労士講座のノウハウが詰まった初学者にも優しいテキストになっています。
ユーキャン「速習レッスン」の特徴
ユーキャン速習レッスンは次のような特徴があります。
ユーキャン「速習レッスン」の中身
3分冊!
体系樹で科目の全体像を把握!
重要度と頻出度でメリハリのついた学習!
図解や表も多め!
易しめの問題をすぐに解くことで記憶に定着!
ユーキャン「速習レッスン」の口コミ
口コミ(高評価)
男性の口コミ社労士試験の資格取得に必要な知識や情報の全容を知るためにとても有用なテキストでした。「労働科目」「社会保険科目」「一般常識科目」の3分冊化されており、丁寧に取り外せば大丈夫ですし、裏カバーも冊子用カバーとして使用できました。通勤電車内での学習を意識すると3分冊化は有りがたい配慮です。
女性の口コミさすがユーキャンですね、嫌にならないぐらい簡潔にまとめてくれていて、読むだけでなく、視覚でパッと見て理解できるようにしてある工夫が多く、これならなんとか勉強できそうだと思いました。大事なところは赤い字になっているので、一通り読み終えたら、問題集のように使うことができます。欄外の補足が非常に多くて、ここもしっかりチェックしたいなと思いました。重要度や頻出度もしっかり表示されていて、そこもわかりやすくて助かります。
口コミ(イマイチ)
男性の口コミ黒赤2色刷りで書かれた内容は教科書的で学ぶには忍耐力が必要。本編と横に備考があり、どこもびっちり記述があります、歴史の教科書みたい。
ユーキャン「速習レッスン」のシリーズ
これから勉強を始める方のイントロダクション的な1冊
便利な一問一答問題集
過去問題集と予想問題集+模試までついてくるお得な1冊
前2つはあれば良い程度ですが、問題集だけは必ず買いましょう!
まとめ
ユーキャンの速習レッスンは、
・図やイラスト多めでわかりやすい記載
・3分冊で持ち運びも便利
・30年のノウハウが詰まった安心感
そんな特徴を持つ完成度の高いテキストです。
実際、僕もこのテキスト使ってました。おすすめの一冊です。
TAC「みんなが欲しかった社労士の教科書」
大手資格予備校のTACが出版する社労士テキストです。社労士基本テキストとして売上1位を誇っています。
TAC「みんなが欲しかった社労士の教科書」の特徴
このテキストの特徴は、
です。
TAC「みんなが欲しかった社労士の教科書」の中身
表紙です
2分冊で赤シートもありました
社労士の試験内容について簡単なイントロダクションがあります
テキスト、見やすいですよね
ミニテストで知識の定着を図りましょう。
TAC「みんなが欲しかった社労士の教科書」の口コミ
口コミ(高評価)
男性の口コミ令和二年度試験で無事合格することができました。 3ヶ月間という短い期間の学習でしたが1日のほぼすべての時間を、この本(正確には前年度版)をぼろぼろになるまで読み込んだ甲斐があり、択一は70問中49点(7割)取れました。 関連書籍に問題集等もありますがTACシリーズ一本だけでもやりこめば確実に合格レベルまでいけるかと思います。 ただし、注意が二点。 一点目、法改正があるので、TACのホームページで改正点に伴う参考書の正誤表は随時、確認が必要。(今年も健保で改正点が出ました。) 二点目、一般常識はTACの完全無欠の直前対策が必須。(こちらも予想が結構あたります)
女性の口コミこの1冊をしっかりと頭に叩き込めば本試験でいい線まではいけると思います ただ、労務一般・社保一般は別途対策がいると思います 分厚くて少しひるみますが、2冊に分冊できるので携帯もしやすい大きさになります フルカラー、堅苦しすぎない文章で、説明も簡潔丁寧で理解しやすいです 赤シート付属&対応なので暗記にも対応していて使い勝手いいです このテキストでしっかりとインプットして、模試・過去問などでアウトプットすると かなりの力がつくと思います 試験範囲も網羅されていて、読みやすく使い勝手がいいので初学者の人にもお勧めです
口コミ(イマイチ)
男性の口コミまだ読み始めたばかりですが、個人的にはユーキャンの方が細かな所までしっかり書いてあると思います。 なぜそれが言えるかと言うと、TACのテキスト読んでいて、アレ?ユーキャンにココもっと詳しく書いてなかったっけ?と見返してみると、ちゃんと書いてあるという所が読み始めて間もないですが既に何か所かありました。(本文と言うより補足として脇に書いてある情報です。) もちろんユーキャンに書いて無くてTACにかいてある部分も何か所かありましたが、その比率でいうと、6対4くらいでユーキャンの方が多いかな?と感じています。
TAC「みんなが欲しかった社労士の教科書」のシリーズ
TACの問題集(みんなが欲しかった! シリーズ)です。
下は5年分の過去問題集です。
その他にもTACは色々とシリーズ本がありますが、必要不可欠なのはこの2冊といったところでしょうか。
まとめ
TACのみんなが欲しかった社労士の教科書は
・情報がフルカラーで整理されており
・イントロダクションも充実した
・売上ナンバーワンの安心のテキスト
でした。
詳細のレビューについてはこの記事を参考にしてください。
LEC「出る順社労士必修基本書」
大手資格予備校のLECが出版する社労士テキストです。
LEC「出る順社労士必修基本書」の特徴
通称LEC(東京リーガルマインド)のこのテキストは、次のような特徴があります。
・情報量が群を抜いている
・科目の導入部分で動画講義が視聴可能
平均的な社労士テキストが1000ページ程度ですが、このテキストは1200ページくらいあります。
LEC「出る順社労士必修教科書」中身
表紙はこんな感じです
2分冊できました
テキストは安定感がある見た目ですね
章末には確認テストがあります
こちらのQRコードを読み込むと導入講義が見られます。購入者特典のため今は切ってます。
LEC「出る順社労士必修基本書」の口コミ
口コミ(高評価)
男性の口コミ労働科目と社会保険科目の2冊に分冊できるようになっています。 中は二色刷で、無駄なく説明がぎっちり詰まった作り。ページの端から端までメインの説明に使っているので、よくある小口側に空きがあって、「ポイント」「要点」といったワンポイントが載るタイプではないので、普通の教科書タイプがいい人向き。 項目ごとに「趣旨」があり、趣旨を飲み込んで説明を読み解くことで、内容をきちんと飲み込んで理解できる形になっている。 いきなり説明文を漠然と読んで最後にこういうことか、と自己理解をするよりも、趣旨と説明の二柱からなる流れは確かに内容がわかりやすい。カバーの折り込み部分に書かれたここがスゴイ5つのポイントという中に「完全合格」を目指す独学者向けというポイントがあるが、これならば独学者にも飲み込みやすい作りになっている。
女性の口コミ社労士の試験を合格するためには、本書のような基本となる教科書でその範囲の全容を知ることが必須です。この詳しさは半端なく、丁寧に学修していく人の強い味方になるのは間違いありません。 2分冊になっていますので、通勤時間を利用して学ぶ人は分けて持参できます。2色刷りで、重要度のランクで学修の順位が分かるように工夫されていました。基本的な法律は条文がしっかりと掲載されており、項目のラストには確認テストもあり、自分の理解度を確かめることが出来ました。大著ですが、これだけ網羅してあると学ぶべき範囲も見えてきますので、これ1冊をマスターすることが肝要となってきます。
口コミ(イマイチ)
男性の口コミずっしり重く、かなり分厚い。労働科目と社会保険科目に2分冊できるものの、それぞれ約700ページ、約540ページくらいの大ボリュームです。 紙質はかなり薄めで、裏ページの印刷が透けて見えるくらいです。そしてレイアウトも、ビジュアル感より収載情報量重視という様式。 法律別に大分類され、中分類が章、小分類が節という区分で編集されているのですが、小分類である節のヘッダーがページ下端に始まり、内容解説が次ページ上段という箇所も結構あります。かなりキチキチ詰め込まれているなぁという印象です。 肝心のテキスト内容は、文字主体で淡々と記していくスタイルです。もちろん図表もありますが、基本的には文章を読んで内容を理解するという類なので、地味な赤黒二色刷りということもあり、ちょっと息苦しさを感じるかもしれません。 出題頻度の高い重要項目を優先的に記しているので、効率重視で黙々と取り組むことが苦にならなけらばお勧めできます。
LEC「出る順社労士必修基本書」のシリーズ
LECの労働編の過去問です。
こちらは社会保険編の過去問です。
まとめ
LECの「出る順社労士必修教科書」は、「情報量豊富で」「網羅的かつ効率的に勉強したい方におすすめのテキスト」です。
詳細はレビュー記事でもまとめているので参考にしてください。
日経新聞出版「うかる社労士テキスト&問題集」
このテキストは日本経済新聞出版社が出版している社労士テキストです。
日経新聞出版「うかる社労士テキスト&問題集」の特徴
このテキストの特徴は、
・質問受付サービスなどフォローサービス多数
・テキスト・問題集一体型
・オールカラーのPDF付き
です。
日経新聞出版「うかる社労士テキスト&問題集」の中身
表紙はこんな感じです。
2色刷りですが、図解もあってわかりやすいですね
テキストと問題集一体になっているので、過去問が掲載されています
日経新聞出版「うかる社労士テキスト&問題集」の口コミ
口コミ(高評価)
女性の口コミコロナ禍の在宅期間中に資格の勉強を始めようと思い購入して目を通してみました。 素人な私でも、制度趣旨や学習のアドバイスなどを読むと概要やポイントがわかるので、とても理解しやすい。 勉強が要点別に進めやすそうと思いました。、私のように独学で勉強する人にはとてもいい本だと思います。 これ1冊で過去問まで付いているので初めて見る設問が楽しく思えます。チャレンジしてみようと思います。
男性の口コミ手軽に読めるのでよいと思います
口コミ(イマイチ)
女性の口コミ事実の羅列でまとめも無く、必要以上に分り辛い文体となっています。五年分の過去問掲載を売りにしていますが、解説が雑で且つテキスト未掲載が多すぎる。加えて正誤参照の取り回しが悪く、ストレスさえ感じます。このテキストでは合格は不可能です。
まとめ
日経新聞出版の「うかる社労士テキスト&問題集」は
・フォロー体制が充実した
・テキストと問題集が一体化した経済的で
・PDFでスマホ勉強が可能なテキスト
でした。
詳細はレビュー記事に載せていますので、ご覧いただければ幸いです。
中央経済グループパブリッシング「ごうかく社労士基本テキスト」
このテキストは中央経済グループパブリッシングが出版する社労士テキストで、30年以上発刊され続けるバイブル的なテキストです。
中央経済グループパブリッシング「ごうかく社労士基本テキスト」の特徴
このテキストの特徴は
・伝統と実績の安心のテキスト
・徹底的に過去問を重視した勉強法
です。
中央経済グループパブリッシング「ごうかく社労士基本テキスト」の中身
表紙はこんな感じです
テキストの中身はこんな感じです。欄外には過去問の出題実績の記載が多くなっているので、過去問対策が進められます
中央経済グループパブリッシング「ごうかく社労士基本テキスト」の口コミ
口コミ(高評価)
男性の口コミ全科目が1冊にまとめられていて学習しやすいです。周囲にも同意見の人が多く、この試験を受けるなら必須の1冊と言われています。
口コミ(イマイチ)
口コミが少なく、集められませんでした。すみません。
中央経済グループパブリッシング「ごうかく社労士基本テキスト」のシリーズ
「ごうかく社労士基本テキスト」シリーズの問題集はこちらです。
まとめ
ごうかく社労士基本テキストは
・実績十分の安定したテキスト
・基本に忠実な過去問対策
でした。
詳細については、レビュー記事に詳しくまとめているので参考にしてください。
独学での社労士試験に合格するには、かなり難しいと言われています。そして当サイトとしては最短で合格を目指せる通信講座での勉強が不可欠だと思っています。
その中でもクレアール社労士講座は無駄を徹底的に排除した「非常識合格法」で短期でも合格水準までレベルを上げる事が出来ます。
社労士独学おすすめテキストを比較まとめ
以上、社労士独学者向けのテキストをまとめさせていただきました。
長い記事になってしまい、「結局何を選んだらいいかわからないよ」という方は、口コミや評判も良い、
・ユーキャンの速習レッスン
・TACのみんなが欲しかった社労士の教科書
が間違いないと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!