こんにちは!ひのです。
行政書士試験に合格して、これから行政書士になろうとしても、どうしたら良いか分からないものです。
このような悩みを抱えているのではないでしょうか?
このような悩みを放置していたら、
頑張って資格は取得したけど、行政書士として働くのは別にいいや…
こんな残念なことになりかねません。
行政書士として、これからご飯を食べて行くためには、チャレンジする部分が多いですが、1人でもこのような状態にならないために、解決していきたいと思います。
実務経験がないから一歩踏み出せずにいる人がいるのなら、一歩踏み出すためのお力になれれば幸いです。
ぜひ、最後までお付き合いください。
これから行政書士を目指す方は、ぜひ通信講座の受講をご検討ください。おすすめはコチラをチェック!
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この記事の執筆者の信頼性
私はひのと申します。
令和元年(2019年)に3度目の受験で社労士試験に合格しました。2年半の社労士試験勉強(2度の通信講座受講経験)を通じて得た経験や反省を踏まえたレビューをさせていただきます。
社労士もそうですが、資格を取得してもその資格で食べていけるのか不安ですよね。そんな不安を解決したいと思っています。
ぜひ最後までお付き合いくださいませ。行政書士部門の記事については、法律専門家監修済み。
行政書士になる前に実務経験を積む方法
行政書士の実務経験というのは、「行政書士の仕事を経験したことがあるか」という事を言います。
実務経験があれば、すぐに戦力となるので就職する場合に有利です。ですが、行政書士試験に合格した中でこの実務経験が無い人は結構います。
・これまで全然違う業界で働いていた
・主婦や学生
など、法律関係の仕事をしていた人の方が実は圧倒的に少ないです。じゃあ実際のところ、実務経験が無くても行政書士として働くことは出来るのでしょうか?
答えから申しますと、実務経験がなくても行政書士になることはできます。
しかし、実務経験があると行政書士になった後の業務がやりやすくなるのは事実です。そこでまずは、行政書士になる前に擬似的に実務経験を積むことができる方法を紹介します。
僕がおすすめしている方法は、「行政書士会が実施する研修会に参加する」ことと「通信講座で実務研修を受講する」という方法です!
各都道府県の行政書士会に登録すれば、その行政書士会が実施する研修会等に参加できるようになります。まず、行政書士会についてはコチラの記事をご覧ください。
この行政書士会の研修会では、実務経験がないことに不安を感じる仲間たちと一緒に、行政書士の先輩たちから直接、教わることができます。
この研修会では、現場に近い雰囲気の中、仲間と一緒に行政書士から実務を教わることができるので、研修会が「最も実践的」な方法だと言えます!
この講習を受けてしまえば、「実務経験がなくて不安だから前に進めない」ということが無くなります。
他にも、実務講座を展開する通信講座を受講したり、市販の実務講座で独学したりするという方法もあります。
実務が未経験の方でも、行政書士としての仕事がスムーズにできるよう考えられた通信講座となっています。
カリキュラムは以下の通りです。
【導入編】
・行政書士の資格の活かし方と営業ノウハウ
【本論編】
・ 相続・遺言関係
・ 後見・終活関係
・ 建設業許可関係
・ 産廃業許可関係
・ 運送業許可関係
・ 風俗営業許可関係
・ 入管国際業務関係
このように、盛りだくさんの内容となっています。
行政書士業務としてこれから相談が多くなってくる「相続や遺言、終活」、外国人労働者の増加を見越した「入館・国際業務」など今の実態に即した内容なので、ノウハウを取得できるのはありがたいですね。
費用はかかりますが、受講して損はないでしょう。
このあとご説明する、仕事口(転職)での面接の際にも、行政書士実務講座を受けたことや内容についてアピールが出来れば、バッチリです。
実務経験がなくても行政書士になる方法
『行政書士資格取得後どうやって資格を活かすか』ということは、ほとんどの人が抱える悩みです。ましてや、実務経験がない人はなおさら悩んでしまうことでしょう。
誰しも、頑張って勉強して取得した難関国家資格です。宝の持ち腐れにはしたくないですから。
さきほども少し申しましたが、実務経験がなくても行政書士になることができます。ここではその方法について紹介します。
まず一番大切なのは、「行政書士会に登録すること」です!
実は行政書士会に登録しないと、法律で定められた行政書士業務を行うことはできません。行政書士試験に合格したら、最優先で登録するようにしましょう。
登録の流れについては以下の記事にまとめてあるので、参考にしてください。
登録には審査期間が1~2ヶ月ほどあるので、この間に行政書士試験の勉強をし直すことをオススメします。
登録が完了すれば、あなたはもう立派な行政書士です。行政書士バッジもこの段階でゲットできます。
「え!もう終わり!?」と思うかもしれませんが、行政書士になるという過程はこれで終わりです。
あとは働き先を見つけましょう。(←これが一番重要ですよね)
行政書士として求人の見つけ方
独立開業をするとなるとまた別の手続き等が必要になるので、ここではいわゆる「勤務行政書士」としての働き口を探す方法を紹介します。
当サイトでは、勤務行政書士で行政書士として経験を積んだうえで、独立開業されることをおすすめしております。
独立せずに勤務行政書士として働き口を見つける方法は2つあります。
【行政書士求人の探し方】
・行政書士事務所のホームページから探す
・ハローワークで探す
・転職エージェントを利用する
1つずつ解説します。
行政書士事務所のホームページから探す
1つ目は、「行政書士事務所のホームページから探す」方法です。働きたいと思う行政書士事務所を検索するだけなので最も手っ取り早い方法です。
「○○ 行政書士事務所」(○○は住んでいる地域です)とGoogleを使って、コチラで検索してみましょう。
メリットとしては、
などが挙げられます。しかしその一方で、
というデメリットもあります。運よく、お近くの行政書士事務所HPで求人があれば良いのですが、なかなかタイミング良く探すのは難しいかもしれません。
そんなデメリットを解決するのが、2つ目の方法です。
ハローワークで探す
次にハローワークで行政書士事務所を探してみます。
などのメリットがあります。しかしやはりデメリットもあります。
行政書士を目指す人の中には、他に仕事をしながら行政書士を目指している、という人も多いかと思います。
そこで次からは、「行政書士への転職」をテーマに、転職に焦点を当ててその方法やオススメの転職エージェントなどについて詳しく解説していきます!
実務経験がなくても!行政書士におすすめの転職エージェント
「今は会社員だけど、行政書士試験に合格した暁には会社員から行政書士に本格的に転職したい」こういった理由で行政書士を目指している人は多いかと思います。
そのような人には、「転職エージェント」をおすすめします。
ここでは当サイトおすすめの転職エージェントを2つ紹介していきます。いずれも無料で利用できるので、ぜひ登録をおすすめします。
行政書士におすすめの転職エージェント① MS Japan
まずオススメなのが、「MS Japan」です。
業界最大級の求人数を誇り、管理職や士業の仕事などに特化しています。いわゆるハイクラスの求人を扱っているエージェントです。
専門性が高く、希望する条件に限りなく近い求人を多数紹介してくれるのが強みです。
「MS japan」は士業職への転職に特化した転職エージェントです。実務経験がなくても、条件次第では大手士業事務所へ転職することも可能でしょう。
行政書士におすすめの転職エージェント② doda
続いて紹介するのは、「doda」です。
この転職エージェントの特徴は、なんといっても「転職までの迅速さ」です。
手続き等に何かと時間を取られがちな転職エージェントにおいて、その時間を最小限に抑えているのが、この「doda」なのです。
また、「doda」では、転職エージェントと転職サイトの両方の機能を利用できます。つまり、エージェントに希望を伝えて求人を探してもらうこともできるし、自分自身で求人を探すこともできるのです。
それに加えて、「doda」では面接の日程調整や履歴書の書き方指導までしてくれます。
転職までの速さが尋常でないのも納得ですね。
ぜひ、登録してみてください。
まとめ
行政書士試験は通ったけど、行政書士として働くことまで考えている人は少ないです。
実際、苦労して資格は取ったけど、資格コレクターになってしまっている人も多いのが事実です。
当サイトから行政書士試験を志ざし、そして合格された人にはそんな思いはしてほしくないのが、僕の思いでもあります。
・実務経験がなくても行政書士になれる!
・仕事先の探し方①(ホームページで探す、ハローワークで探す)
・仕事の探し方②(転職エージェントを使う)
これらのことが少しはわかっていただけたかと思います。
行政書士試験は「難関試験」です。つまり、行政書士の資格をとった人たちは、半端な覚悟や勉強では決して取得できない資格を取ったということになります。
そんな資格を、「実務経験がない」という理由だけで無駄にしてしまうのはとてももったいないです。不安に打ち勝って、新たな一歩を踏み出せるように願っています。
僕も、社労士事務所開業を目指していますので、新たな一歩ということではみなさまと同じ気持ちでいます。
この記事がその手助けをできたのなら幸いです。ぜひ一緒に頑張りましょう!