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司法書士

司法書士におすすめのダブルライセンスを解説!

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こんにちは!ひのです。

頑張って獲得した司法書士のライセンスですが、ダブルライセンスについて考えたことはありますでしょうか?

ダブルライセンスとは、司法書士資格だけでなく、もう1つの資格(主に士業資格)を取得し、2つの資格をうまく利用して業務を行なっていくことを言います。

司法書士がダブルライセンスを取得出来れば、

価値爆上げ

司法書士としての価値が爆上がりします。そして世の中には、ダブルライセンス以外にもトリプルライセンスを取得している猛者もいます。

具体的にこのページで紹介することは、

・司法書士にダブルライセンスは必要か?
・司法書士がダブルライセンスを目指す理由
・司法書士にオススメの士業資格は?

このあたりに絞ってお送りできたらと思います。ぜひ、最後までお付き合いください。

これから司法書士を目指す方は、通信講座の活用が資格取得の近道です。

関連記事:おすすめ司法書士通信講座を徹底比較!司法書士になるための最適解

司法書士の資格を取得したら、法務に強い転職エージェントへの登録をおすすめします。

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それでは、解説していきます。

この記事の執筆者の信頼性

ひの

ひのブログ司法書士部門執筆者:ひの(社会保険労務士、FP2級資格保有者)

僕はひのと言います。

3度の社労士試験受験、2年半の試験勉強を経て令和元年度社労士試験で合格しました。僕自身、社労士試験に合格した後、身についた勉強習慣を活かしてFP、英語、簿記の勉強を始めました。

社労士として、ダブルライセンスの必要性を感じたからです。今回の記事でも、そのような僕の実感や実際にダブルライセンスの獲得を目指している者としての経験も踏まえて解説させていただきます。

司法書士部門の記事については、法律専門家監修済み。

ぜひ最後までお付き合いくださいませ。

司法書士がダブルライセンスを目指すべき理由

結論から先に言いますと、

司法書士もダブルライセンスを目指した方が良い

です。いや、

司法書士はライセンスを目指すべき

と言っても過言ではありません。ここでは、司法書士がダブルライセンスを目指すべき理由について説明していきます。

このあたりになるかと思います。1つずつ解説します。

ダブルライセンスで司法書士の幅が広がる

ダブルライセンスの司法書士になると、扱える業務の幅が格段に広がります。司法書士とのダブルライセンスで1番人気の行政書士との兼業の例を考えてみましょう。

まず会社設立をする際、司法書士の資格があれば登記を行うことができます。しかし、司法書士は定款の作成に関わる書類作成という業務を行うことができません。また、行政書士は登記をできませんが、定款の作成に関わる書類作成が主な業務です。

ひの

つまり、両方の資格を持っていることで初めて、会社設立に必要な過程全てを請け負えると言うわけですね。

このように、ダブルライセンスであることにより、扱える業務が増えます。

では、扱える業務の幅が広がると、何が良いのでしょうか?それは、

司法書士としての市場価値が爆上がり

と言う点です。みなさんが司法書士に仕事を依頼する場面を想像してください。

ひの

僕なら、扱える仕事の幅が狭い司法書士よりも、たくさんの仕事をこなせる司法書士の方が頼りがいあって、仕事を任せたいです。

【司法書士のダブルライセンス】
ダブルライセンスになると、
①業務の幅が増える
②たくさんの仕事依頼がくる
③司法書士としての市場価値が上がる
④たくさんの仕事依頼が来る

という、好循環ができるわけです!司法書士として独立開業を考えている人は、特にこの好循環を利用すべきです。

独立開業は大いに成功できる可能性を秘めている反面、成功できずに苦労してしまう人がいるのも事実です。ダブルライセンスであれば、成功の可能性は限りなくアップすることでしょう。

司法書士として成功を収めたいと考えている人は、ぜひダブルライセンスを目指してみてください。

ダブルライセンスの司法書士が増えている

ダブルライセンスであれば、司法書士としての価値が上がります。しかし司法書士のダブルライセンスは、今やスタンダードになりつつあります。

「司法書士白書」という、司法書士の現状等について司法書士会が発刊しているものがあります。それによると、

司法書士の中の約8割が、ダブルライセンス取得者

だということがわかりました。実際の割合はもっと少ないと思いますが、司法書士のダブルライセンスが増えていることは確かなようです。

コレらのことから何が言えるでしょうか?

ひの

司法書士のダブルライセンスは、「司法書士として有利になるため」というよりも「他の司法書士に引けを取らないため」という性質の方が強いということです。

とはいえ、最初に言ったように、司法書士としての価値が上がることに間違いはありません。自分の価値を上げるため、また他の司法書士との競争に負けないためにも、ダブルライセンスを目指すべきです。

司法書士におすすめのダブルライセンス資格

ここでは具体的にどんな資格がオススメなのかについて、考えていきます。

司法書士ダブルライセンスにおすすめ

・行政書士
・土地家屋調査士
・宅地建物取引士(宅建士)

1つずつ見てきましょう。

司法書士のおすすめダブルライセンス① 行政書士

まず、僕が1番オススメしたいのが行政書士です。理由は2つあります。1つ目は、

行政書士は司法書士ととても相性が良い資格

だからです。

先ほども少し説明しましたが、会社設立をするときのように、司法書士と行政書士のダブルライセンスであることによってできる業務が格段に広がります。しかも、両方ともに主な業務内容は書類作成です。

こう言ったところからも相性の良さが伺えます。そしてもう1つの理由は、

試験科目の重複が多い

という点もあります。少し具体的言いましょう。

【司法書士と行政書士の科目重複】
・憲法
・民法
・会社法
・商法

この4科目は、行政書士試験でも司法書士試験でも出題されます。

しかし、ここで注意点があります。それは、司法書士試験の方が行政書士試験よりも難しいという点です。出題科目も司法書士の方が多いだけでなく、共通する科目である民法や憲法などを比較しても、司法書士試験の方が難しくなっています。

ひの

司法書士と行政書士のダブルライセンスを目指している人で、まだ司法書士の資格を持っていない人は、先に行政書士試験を受けるべきです。

先に行政書士試験を受けることで司法書士試験の勉強にもなります。逆に、司法書士試験に合格したという人は、行政書士試験にも合格できるかと思います。

行政書士は司法書士とのダブルライセンスとして最も人気のある資格ですし、目指しやすいダブルライセンスでもあります。ぜひ、司法書士と行政書士のダブルライセンスを目指してみてはいかがでしょうか。

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司法書士のおすすめダブルライセンス② 土地家屋調査士

次にオススメしたいのは、土地家屋調査士です。土地家屋調査士とは、

主に不動産登記につき、必要な土地や家屋の踏査や測量をする士業

です。ではなぜ、司法書士とのダブルライセンスが良いのでしょうか?

それは行政書士と同じように、本来なら司法書士と土地家屋調査士とを別々に依頼しないと解決できない問題を扱えるようになるからです。

不動産登記の例を見てみましょう。不動産登記は「表題部」と「権利部」に分かれています。不動産の登記簿謄本を見ても、別々に書かれています。

もちろん、この2つのパートを両方行わないと不動産登記はできません。しかし司法書士はこの2つのうちの「権利部」しか取り扱えないのです。

そこで登場するのが土地家屋調査士です。土地家屋調査士は逆に「権利部」を取り扱うことができませんが、「表題部」は取り扱うことができます。

ひの

依頼するクライアント側が、司法書士と土地家屋調査士別々に依頼するよりも、ダブルライセンスを持っている人に一気に依頼する方が依頼しやすいことは、言うまでもありません!

本来、司法書士のライセンスだけでは権利部のみの報酬で終わりますが、ダブルで報酬が貰えるウハウハな仕事が出来るわけです。主に司法書士の資格を不動産を中心に扱いたいと思っておられる方は取得を検討すべきです。

難易度が高い土地家屋調査士を目指すなら、試験対策は通信講座の活用をぜひ検討してみてください。「アガルート土地家屋調査士講座」の受講がおすすめです。

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司法書士のおすすめダブルライセンス③ 宅建士

もう一つオススメしたいのが、宅建士です。

宅建士は不動産契約の時などに登場する、いわゆる「不動産のプロ」です。法律では、宅建士にのみ不動産に関する重要事項の説明が許されています。

宅建士も司法書士も不動産に関わる仕事がとても多い上、宅建士は士業資格の中では比較的難易度も低いため、司法書士とセットで資格を持っている人が多いです。

ひの

司法書士、土地家屋調査士、宅建士のトリプルライセンスを取得できれば、不動産業界では、もはや敵なしとなります。

宅建士は司法書士ほどではありませんが、国家資格のため難易度もまずまず高い試験です。そんな宅建士の試験では、通信講座を活用で合格への道を掴んでください。

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司法書士におすすめのダブルライセンスまとめ

司法書士のダブルライセンスについて解説しました。

コレらのことが分かってきました。国家士業資格は、1つ取得するだけでもかなり難易度の高い難関試験ばかりです。そして労力もかかるので本当に疲れます。

正直言って、ダブルライセンスは厳しい道のりになるかと思います。しかし、その先には司法書士として1回り成長できる大きな可能性を持っているのも確かです。

ぜひ、司法書士とのダブルライセンスを目指してみてください!