宅建士試験合格を目指しているみなさま、こんにちは!
「宅建士は、就職に有利!」と聞いた事はありますか?みなさまが宅建士合格をめざす理由も、そこにあるのではないでしょうか。
・宅建士資格があると、どのような仕事ができるのか?
・年収、やりがいはどうなのか?
・「宅建士やめとけ」と聞いたが、将来性はあるのか?
の疑問にお答えしていきます。
まず、結論から言いますと決して『宅建士はやめとけ』と言われるような資格ではありません。これから宅建士を目指す方は、そんな声は気にせず社労士試験勉強に打ち込んでみてくださいね。
当サイトでは社労士勉強では通信講座の活用をおすすめしています。下のページでは現役宅建士「小金井俊」が厳選したおすすめ講座を比較しているので、ぜひ参考にしてください。
それでは解説していきます。皆様、最後までお付き合いください。
『ひのブログ×アガルートタイアップ企画』
【特典内容】
11月中に当サイト経由からの講座購入(アガルート宅建士講座が対象)でAmazonギフト券3,000円分をプレゼント!
【対象講座】
入門総合カリキュラム/フル
入門総合カリキュラム/ライト
演習総合カリキュラム/フル
演習総合カリキュラム/ライト
【実施期間】
2024年11月1日(金)~2024年11月30日(土)
【本キャンペーンお問い合わせ】
info_campaign@for-it.co.jp
※アガルートでは、この件の問い合わせを受け付けていません
【本キャンペーンの提供方法】
・本企画は、ひのブログ及びパートナー会社協力の元で提供するキャンペーンです。詳しくは協力パートナー会社の『特設ポリシーページ』をご確認ください。
・申込確認後、協力パートナー会社よりAmazonギフト発行のご連絡をさせていただきます。Amazonギフトの発行には、最大2ヵ月ほど要する場合がございます。
↓当サイト経由の受講申込でプレゼント↓
↑限定企画でオトクに始めよう↑
当サイト経由の申込がおすすめです。
この記事の執筆者の信頼性
ひのブログ宅建士部門執筆者:小金井俊(宅建士、管理業務主任者資格保有者)
私は、次の3社に勤務した経験があり、合計で不動産会社歴が13年となります。
・不動産仲介会社
・不動産管理会社
・不動産開発会社
宅建士の仕事内容、年収、やりがい、入社難易度、将来性まで、徹底解説します!
宅建士の可能性(仕事内容など)
まず、宅建士資格をもっていると、次のような可能性が広がります。
それぞれ、仕事内容や年収などは違いますので、それぞれ解説していきます。
不動産会社に就職
不動産会社は、大きく分けて次の3つに分けることができます。それぞれ、仕事内容や年収が違います。
①仲介会社
土地、戸建て、マンションなどを持っている人(オーナー)の売りたい・貸したい要望に対して、買いたい・借りたい人をつなぐ、結婚式でいう「仲人」です。
【不動産仲介会社の仕事】
宅建士必要性:高
入社難易度:低
仕事のやりがい:高
年収:中~高
安定度:低
将来性:高
こちらの記事で、必要性について詳しく書いています、是非ご覧ください!
仲介会社は採用人数が多いことが特徴なので、宅建士資格をもっていれば受かる可能性は高くなります。
お部屋の内見って、ワクワクしませんか?仲介会社に就職すると、お客さんと一緒に、どういう生活を送るのかなと思いながら、ワクワクした仕事ができます。
売買となると、金額も大きく、お客様の一生に一度のイベントに立ち会うことになりますので、プレッシャーは高いですがやりがいもひとしおです!
契約すればするほど給料がもらえる(インセンティブ)仲介会社が多いです。そのため、学歴や経験がなくても、頑張り次第で高い給料をもらうことも可能です。ただ、会社によってはノルマがあるなど、それなりに厳しい環境で働かなければなりません。
景気にも影響されやすい業界ですので、年収はやや不安定になるでしょう。
コロナ禍以降、在宅ワークが主流になりましたので、もっと良い部屋に住みたいと思う人が増えました。そのため、今までよりも部屋にお金をかける人が増えると予想されますので、今後需要は高まっていくのではないでしょうか。
②管理会社
マンションやビルのオーナーにかわって、建物の管理をする会社です。
【不動産管理会社の仕事】
宅建士必要性:高
入社難易度:中
仕事のやりがい:中
年収:中
安定度:高
将来性:中
続いては不動産管理会社です。賃貸物件には数年ごとに「更新」があるため、そのタイミングで契約を結びなおす必要があり、宅建士の出番も多いのが特徴です。
管理会社はホワイト企業が多く、辞める人も少ないので、採用人数が少ない傾向にあります。そのため、それなりに入社難易度は高いです。
マンション管理会社の場合、「管理業務主任者」も合格しているとかなり強い武器になります。
管理会社はあまり表には出ない、陰ながら安心安全を守っている大黒柱のイメージです。ノルマがない会社が多く、穏やかな環境で仕事をすることができます。
一方、刺激をもとめる人には少し物足りないと感じる可能性もあります。
インセンティブの変動がないので、収入は安定しています。その上、不動産業界全体の給料が高いため、管理会社もある程度しっかりした給料が出ます。
安定志向の方には、ねらい目の業界です。
仮に、マンションに誰も住んでいなくても、管理する人は必要です。そのため、なくなることはない仕事だといえます。
開発会社、投資会社
開発会社は、土地を買って、建物をいちから作り、貸したり売ったりして利益を出します。投資会社は、すでに立っているビルやマンションを、投資目的で一棟まるごと買う会社です。
【開発会社、投資会社の仕事】
宅建士必要性:高
入社難易度:高
仕事のやりがい:高
年収:高
安定度:低
将来性:中
不動産開発会社、投資会社は土地や建物の売買時に宅建士の資格が必須となります。採用人数が少なく、人気も高い業界なので、入社難易度はかなり高いです。
宅建士資格を持っていても、未経験だと就職は難しいでしょう。転職の場合は、ビルの管理会社などで経験を積んでから、チャレンジするのが良いでしょう。
何もなかったところにビルが建つ、古いビルが新しくなり、街を作っていくのは代えがたい感動があります。
また、取引金額もケタ違いで、数憶~数百億のお金が動くダイナミックさがあります。
不動産業界にとどまらず、全業種の中でも、収入の高さはトップクラスです。平均年収ランキングに乗るような企業も多いです。億単位のお金を動かすので、インセンティブがある会社だと、とんでもない額の給料がでる場合もあります。
開発会社、投資会社ともに景気にかなり左右されます。特に投資会社はより景気に影響され、リーマンショック時には多くの会社が倒産しました。コロナ禍においては、オフィスや商業施設からの売上が激減し、各会社が大きく打撃を受けました。
一方、物価の安い地方の人気が高まったり、古いビルの建て替えをする開発会社もでてきているので、将来性はまだまだありますね。
まとめてみますと・・・
仲介会社 | 管理会社 | 開発(投資)会社 | |
宅建士必要性 | 高 | 高 | 高 |
入社難易度 | 低 | 中 | 高 |
仕事のやりがい | 高 | 中 | 高 |
年収 | 中~高 | 中 | 高 |
安定度 | 低 | 高 | 中 |
不動産会社以外
金融機関、保険会社、建設会社でも不動産を扱かっていることがあるので、宅建士は必要とされます。
その他一般企業でも、オフィスを借りている場合は、契約の更新や引越しなどで、宅建士資格を活かせる部署があります。
宅建士をもっていて就職・転職に有利になることはありますが、入社難易度は企業によってことなります。ただ、面接などにおいても、宅建士を持っているということは難関国家資格を突破した経験を持っているということで、大きなプラスになります。
入社後、宅建士が活かせる部署にとなると、総務部や法務部など限定的な印象があります。宅建士をきっかけに入社し、希望する部署にいけるよう努力することも、もちろんありです。
業務に直接関係しなくても、宅建士有資格者として手当が出る会社もあります。
ここまで不動産業界に就職(転職)する場合について解説してきました。宅建士に合格されたのでしたら不動産業界の転職市場を見てみませんか。不動産業界専門の転職支援サービスの『宅建Jobエージェント』で自分の宅建士としての市場価値を測ることができます。
宅建士としての価値を知っておくことは重要なので、ぜひ登録しておきましょう。
↑宅建士としての市場価値を知る↑
副業として宅建士を活用
フリーの営業マンをやとっている仲介会社も最近増えてきており、宅建士資格があれば副業をすることが可能です。
宅建士の知識や、資格試験などの経験を生かし、ウェブライターを副業とすることも可能です。
【副業宅建士の仕事】
宅建士必要性:高
入社難易度:高
仕事のやりがい:高
年収:本人次第
安定度:低
将来性:本人次第
副業で宅建士を活かすのであれば、宅建士資格を持っているだけでは、難しいでしょう。仲介会社などで業務経験があれば、副業の幅も広がります。
「自分の力で収入を得た」という達成感は強いです。
また、本業ではできない、自分ならではの仕事ができることも大きなやりがいです。フリーの営業マンの場合は、インセンティブが高い場合が多いですので、収入も高くなるでしょう。
ウェブライターの場合は、専門記事が書けるようになりますので、仕事の単価も高くなる場合があります。
自分で仕事を探さないといけませんので、安定度は低いです。実績や信頼をコツコツと残していければ、安定して仕事をもらえるようになるでしょう。
宅建士として独立
不動産会社として独立するのは、ハードルが低いことでも有名です。宅建士資格と、必要な手続き、数百万円のお金があれば、基本誰でも独立は可能です。
【独立宅建士の仕事】
宅建士必要性:高
入社難易度:本人次第
仕事のやりがい:高
年収:本人次第
安定度:低
将来性:本人次第
独立自体は難しいことではありませんが、そこからしっかり収入を得るのは本人の力量次第です。
自分の力を試すことができるのは、大きなやりがいを感じるでしょう。
不動産会社では、お客様から頂いたお金の何割かは会社に入れなければいけません。独立した場合は全て自分に入ってくるので、努力次第で高年収が目指せます。
しかし、不動産の取引は、高額な取引が多いため、トラブルも多くなります。
不動産会社には、トラブルを受け持つ法務部などがありますが、独立した場合は、自分ですべて解決しないといけません。
【宅建士やめとけ?】宅建士の仕事内容、将来性まとめ
宅建士の取得後を見据えて、自分が資格を活かしてどんな仕事をするのかをイメージすることが重要です。
・宅建士は、不動産仲介会社・管理会社・開発会社・投資会社いずれも活躍できる
・特徴が大きく違うので、自分にあった働き方を選ぶ
・不動産会社以外の就職にも有利で、副業、独立の可能性も広がる
宅建士の資格を取得できれば、人生の選択肢が広がります。「宅建士はやめとけ」なんていう周囲の声は無視して、これから宅建士を目指す方も、自分の将来のことを考えながら、試験対策に臨みましょう!