こんにちは、ひのです。
今回は、難関資格の1つである社労士に一発合格できるのかどうかについて解説します。
キャリアアップのため社労士に一発合格したいと考えている方はいらっしゃいませんか?
しかし、社労士は難関国家資格の1つであり、一発で合格できるのかと不安に感じている方も多いでしょう。
本記事では社労士試験に一発合格できる方法を解説します。ぜひ最後までご覧いただき参考にしてください。
いきなりですが、結論から申し上げると社労士に一発合格することは可能です。しかし、正しい勉強法を実践する必要があります。
その勉強法とは、以下のとおりです。
詳しい解説はもちろん、一発合格するためのスケジュールを作る方法も紹介しているので、ぜひ合格への勉強にお役立てください。
社労士試験に一発合格できるのは、全受験者の1~2%と言われてます。一発合格するためには正しい学習方法の確立が最善手です。『アガルート社労士講座』は受講者の3割が合格する人気講座。テキストの網羅性が高く、安心して社労士の勉強が進められます。
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この記事の執筆者の信頼性
私はひのと申します。令和元年(2019年)に3度目の受験で社労士試験に合格しました。
2年半の社労士試験勉強(2度の通信講座受講経験)を通じて得た経験や反省を踏まえて、一発合格をする方法について解説していきます。
私は社労士試験に3度目の受験で合格したので、ぜひみなさんには一発合格を目指していただきたいです。
社労士に一発合格するのが難しいと言われる理由
社労士は、薬剤師や宅建士など数多くある国家資格のなかでも合格率が低い資格です。
受験回数が2〜3回目の方もいれば、10回近く受験した方もいるため、一発で合格するのは難易度が高いといえます。
僕も3回目で合格しました!
社労士に一発で合格するのが難しいといわれている理由は、以下の3点です。
社労士の難易度や一発合格できる確率についても解説しているので、参考にしてみてください。
社労士は合格率が低い
社労士に一発合格するのが難しい理由として最初に紹介するのは、合格率の低さがあげられます。
社労士の合格率は例年5〜7%ほどで、毎年全国で40,000人ほど受験していますが、合格者数は2,000〜2,500人ほどです。
直近5年間の合格率を見てみましょう。
社労士試験の合格率
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
平成30年 | 38,472 | 2,413 | 6.2% |
令和元年 | 38,428 | 2,525 | 6.5% |
令和2年 | 34,845 | 2,237 | 6.4% |
令和3年 | 37,306 | 2,937 | 7.8% |
令和4年 | 40,633 | 2,134 | 5.2% |
平均合格率は5.3%!とても難関な試験です。
この合格率の低さが、社労士に一発合格するのが難しいと言われる理由の1つと言えるでしょう。
社労士は試験科目が多い
試験科目が多いのも、社労士に一発合格するのが難しい理由の1つです。
科目は「労働関係科目」と「社会保険関係科目」に大きく分けると2つあり、さらに細かくすると10科目になります。
膨大な知識を覚えるのも社労士試験の特徴ですね。
社労士の試験科目は以下のとおりです。
社労士の試験科目
労働関係科目 | 労働基準法 |
労働安全衛生法 | |
労働者災害補償保険法 | |
雇用保険法 | |
労働保険の保険料の徴収等に関する法律 | |
労務管理その他の労働に関する一般常識 | |
社会保険関係科目 | 健康保険法 |
厚生年金保険法 | |
国民年金法 | |
社会保険に関する一般常識 |
出題範囲が広く、法律や社会保険の制度、一般常識など覚えないといけないことが多いことがわかります。
さらに試験制度も2つあり、午前に行われる選択式(40問)、午後に行われる択一式(70問)に分かれており、初めて受験する人にとって大きな壁となっています。
社労士は合格基準が厳しい
最後に紹介する理由は、合格基準が厳しいことです。
社労士の合格基準は、「選択試験」と「択一試験」で科目ごとに合格基準があり、1科目だけでも合格点に足りなければ不合格になります。
直近5年間の合格基準を見てみましょう。
社労士の合格基準(過去5年間)
択一式 | 選択式 | |
令和5年度(第55回) | 45点以上、全科目につき4点以上 | 26点以上、各科目3点以上 |
令和4年度(第54回) | 44点以上、全科目につき4点以上 | 27点以上、各科目3点以上 |
令和3年度(第53回) | 45点以上、全科目につき4点以上 | 24点以上、労働に関する一般常識1点以上、国民年金法2点以上、その他3点以上 |
令和2年度(第52回) | 44点以上、全科目につき4点以上 | 25点以上、労働に関する一般常識、社会保険法に関する一般常識、健康保険法2点以上、その他3点以上 |
令和元年(第51回) | 43点以上 | 社会保険に関する一般常識2点以上、その他3点以上 |
上記のとおり全科目に最低点が決められており、1つの科目の点数が1点でも足りないと不合格となってしまいます。
いわゆる足切りというやつですね。
こういった厳しい合格基準も社労士が難しいと言われる理由となっています。また、奇問難問も出題されるため、メンタルも削ってくる変態的な試験なのです。
社労士に一発合格するスケジュールの作り方
前回の章では、社労士試験に一発合格するのが難しい理由を紹介しました。
社労士試験に一発合格するのはとても難しく相当な努力が必要です。努力を重ねるためには、一発合格をするためには、しっかりとしたスケジュールを組むことが重要となります。
そこで、ここからは社労士に一発合格するためのスケジュールの作り方を解説します。
社労士の試験に一発合格できる確率は、全受験者の1〜2%ほどといわれています。スケジュールを立てられないと、一発合格する可能性はさらに下がります。
勉強する科目の順番を決める
社労士に一発合格するスケジュールの組み方として、最初に紹介するのは『勉強する順番を決める』ことです。
労働科目は最初に勉強しましょう。労働基準法や労働安全基準法、など職種を問わず働くうえで身近な法律のため、覚えやすいといえます。
労働科目の雇用保険法は、労働者を雇っている事業所は雇用形態に関わらず、加入することが義務付けられている法律です。初学者でも馴染みのある部分でもあります。
2番目が社会保険科目。「健康保険」「厚生年金保険」「介護保険」「雇用保険」「労災保険」の5つをまとめて社会保険といいます。
社会保険の基礎知識を身につければ、健康保険法や厚生年金法、国民年金法も理解しやすいので、労働科目の次に社会保険科目を勉強するといいでしょう。
3番目が一般常識ですが、出題範囲が広く試験対策が難しいので、最後に勉強するのがおすすめです。
無理に高得点を狙うのではなく、要点をおさえて確実に点数を取れるようにしましょう。
社労士は試験科目が多いため、やみくもに勉強してしまうと混乱する可能性が高いです。上記の順番を参考にスケジュールを決めてみてください。
満点を取るのではなく、合格点を取れる勉強をしましょう。
アウトプットを積極的に取り入れる
社労士に一発合格するには勉強する順番も大事ですが、アウトプットを積極的に取り入れるのも効果的です。
アウトプットというのは、勉強した知識を問題に反映することを言います。
知識をインプットするのはもちろん重要ですが、アウトプットの問題演習を何度も繰り返すことで、さらに知識が身につきます。
インプットだけでは知識を習得したとは言えないので、アウトプットがとても重要と言えます。
インプットで得た情報や知識を自分のなかで定着させ整理する必要があり、知識が不足していたり、曖昧なところがあるとアウトプットをうまくできません。
問題を一度見たことがあるのに、解答に自信がないのは、知識が定着していない証拠です。
問題演習を繰り返すことで知識の定着率も高くなるため、アウトプットを積極的に取り入れるようにしましょう。
全体のスケジュールを組む
最後に勉強する科目の順番やアウトプットの時間を考慮して、全体のスケジュールを組みましょう。
社労士の試験は例年8月の第4日曜日に行われるので、9月から翌年8月までの1年間で勉強するスケジュールの作り方を解説します。
全体のスケジュールは、以下を参考に組むといいでしょう。
試験勉強の全体スケジュール
インプット期間 | 9月〜4月 |
アウトプット期間 | 4月〜7月 |
総まとめ | 7月〜8月 |
9月は労働科目からインプットを開始して、1〜3月までは社会保険科目を勉強します。インプット期間中には問題演習を入れておきましょう。
インプットした知識の定着率が上がるためおすすめですよ。
4月〜7月まではアウトプット期間で問題演習を何度も繰り返します。科目を細かく設定してスケジュールを組みましょう。
7月〜8月は総まとめ期間として、過去問や模試を受験しながら一般常識の対策をしておくと安心です。
スケジュールを組んでおかないと、終盤になって範囲が終わらなかったという可能性もあります。ぜひ本記事を参考にスケジュールをしっかりと作りましょう。
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社労士に一発合格するための勉強法
ここまで、社労士試験に一発合格するためのスケジュールの作成方法について解説してきました。
社労士の試験に合格するためには1,000時間以上の勉強時間が必要といわれており、仕事で時間が取れない方も、効率よく勉強しないと合格は難しいです。
社労士の合格率は5〜7%と低く、一発合格では1〜2%といわれているため、勉強法が重要になります。そこで、ここからは社労士に一発合格するためのおすすめの勉強法について解説します。
1つずつ見ていきましょう。
勉強時間を確保する
1つ目に紹介する方法として勉強時間の確保がとても重要といえます。
社労士を一発合格するには、少なくても1,000時間以上を勉強にあてる必要があるほど難しい資格です。
ただ、合格者のうち61%は会社員など仕事をしている方がほとんどで、本業のかたわら勉強時間を確保するには、勤務日は2時間〜2時間半、休日は5時間以上をあてる必要があります。
引用:厚生労働省ホームページ 合格者数等の推移(過去10年)・第55回社会保険労務士試験合格者の年齢別・職業別・男女別構成
通信講座を利用している方は、電車やバスなど公共の交通機関での移動時間も、動画講習で知識を習得できるため効率的でしょう。
休憩中なども10〜20分をインプットに使うと自宅以外でも勉強できますよ。
仕事をしている方は、本業と別に20時間以上を勉強することは簡単ではありませんが、学習期間中は勉強時間を確保するようにしましょう。
以下のページでは、残業当たり前の会社員だった僕の社労士勉強時間の捻出方法を書いていますので、ぜひ参考にしてみてください。
すべての科目をバランスよく勉強する
続いて紹介する勉強法は、すべての科目をバランスよく勉強することです。
社労士の試験には科目ごとに合格基準点があり、1科目でも基準点に満たなければ不合格になってしまいます。そのため捨て科目は作らずに、すべての科目をバランスよく勉強するのも大事です。
社労士の試験問題は基礎が6割で応用編が3割、難易度が高い一般常識が1割といわれています。
出題範囲は広いですが、科目ごとの基礎を理解していれば、応用問題や難問も慌てずに解けるため、すべての科目をバランスよく勉強するようにしましょう。
完璧を目指さない
完璧を目指さないことも重要なポイントです。
各科目の合格基準点は7割ほどのため、満点を目指さずに基礎をしっかりと固める必要があり、難問や奇問は全体の1割ほどのため、正解できなくても合否への影響は少ないといえます。
試験問題の範囲が広いので、そもそも満点を狙うのは現実的とはいえません。基礎を充分に勉強して、応用問題に対応できるようにするのが大事です。
覚えた知識や情報が試験の当日になって出てこないとなると、1年間の努力を無駄になることも。。。
一発合格するための勉強法として、完璧を目指さないこともコツの1つとなるので覚えておきましょう。
通信講座を利用する
難関資格である社労士は、通信講座を利用するのが効果的です。
通信講座は入門編や中上級者向けのカリキュラムも組まれているので、理解度や進捗度によって受講できるのも通信講座のメリットです。さらに、動画で講義を見る場合は時間や場所、デバイスを選ばずに学習できます。
教材も申し込みをすれば揃うので、初めて社労士に挑戦する方や社会人で忙しい方には通信講座がおすすめです。
必ず一発合格をしたいという方は、この後紹介するぜひ通信講座を検討してみてください。
社労士に一発合格するのにおすすめの通信講座3選
ここまで社労士試験に一発合格するための勉強法について解説しました。
ここからは、勉強法の1つでお伝えした通信講座について、当サイトおすすめの通信講座を紹介していきます。
実際に受講した方々の口コミも一緒に紹介しますので、通信講座を選ぶときの参考にしてください。
アガルート社労士講座
1つ目に紹介するのは、アガルートです。アガルート社労士講座の特徴を以下にまとめてみました。
アガルートは令和5年度の合格率28.57%で、カリキュラムが充実しているのが最大の強みです。またテキスト網羅率も高く、
そして以下のとおり、初心者向け・中上級者向けとコースが分かれているため自分に合ったコースで勉強ができます。
【2025年合格目標のカリキュラムのコース】
・キックオフ社労士
・基礎講義&総合講義/入門総合カリキュラム
・中上級総合講義/中上級カリキュラム
出典:アガルートアカデミー
【基礎講義&総合講義/入門総合カリキュラム(フル・ライト)】
・基礎講義&総合講義
・入門総合カリキュラム/フル
・入門総合カリキュラム/ライト
・【カリキュラム限定オプション】定期カウンセリング
出典:アガルートアカデミー
【中上級総合講義/中上級総合カリキュラム(フル・ライト)】
・中上級総合講義
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出典:アガルートアカデミー
アガルートの口コミを見てみましょう。
SNSの口コミ
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※アガルートでは、この件の問い合わせを受け付けていません
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フォーサイト社労士講座
次に紹介するのフォーサイトは、カリキュラムが充実しているところが人気の通信講座です。
フォーサイトは社労士の広い試験範囲を凝縮した講座が特徴で、講座も4コースとシンプルなので、自分のレベルに合ったコースが選べます。
講座の種類とテキスト数
講座 | テキスト冊数等 |
基礎講座 | 科目数に対応した10冊 |
過去問講座 | 科目数に対応した10冊予想問題集4冊模擬試験全1回分 |
直前対策講座 | 法改正対策編白書・統計対策編横断まとめ編択一対策編選択対策編 |
模擬試験講座 | 全2回分 |
基礎講座は科目数に対応した10冊あり、入門講座のテキストで試験科目の全体像を把握できるため、社労士の知識がない方も安心です。
過去問講座の特徴は過去問ではカバーしきれないところを補うため、予想問題集を4冊用意されています。
直前対策講座は試験前の総まとめとして用意されている講座で、各科目で毎年されている法改正にも対応が可能です。
法改正される科目が多い社労士の対策にとても助かりますね!
フォーサイトの口コミを見てみましょう。
フォーサイト社労士講座の口コミ
フォーサイトは短期間で凝縮したカリキュラムが揃っているため、一発合格を目指すのにおすすめの通信講座といえるでしょう。
↓↓社労士講座ならフォーサイト↓↓
クレアール社労士講座
最後に紹介する手厚いサポートが人気のクレアール社労士講座は、一発合格のカリキュラムもある通信講座です。
クレアールは、満点ではなく合格点を最短で目指せる「非常識合格法」をアピールしています。
社労士試験は基礎や応用問題が解ければ、合格基準の7割の得点を取れる試験です。そのため、一部の難問や奇問ができなくて合否に影響は少ないため、7割を確実に取りにいく「非常識合格法」で一発合格に繋げます。
またクレアール社労士講座は、効率の良い学習方法を実践しており、
このように効率的な知識の定着を実現できます。
学習を継続する仕組みとして「講師併走型セミナー」では、フォローアップ質問会を開催することもあるので、初めて受験する方も一発合格できる環境が整っています。
【クレアールの基本コース】
・初心者コース専用
・経験者コース専用
・初学・経験者共通
出典:資格合格クレアール社会保険労務士
初心者コースは、初めての受験でも合格が目指せるように作られており、経験者コースは圧倒的な質と量の問題が特徴です。
初学・経験者共通コースは最短合格のために作られたカリキュラムなので、一発合格を目指している方にもおすすめの講座といえます。
クレアール社労士講座の口コミ
クレアールは試験をはじめて受ける方も安心できる通信講座で、ベテラン講師が合格まで親身に寄り添ってくれるのが魅力的な通信講座と言えます。
↓↓まずは資料請求で「非常識合格法」をゲット↓↓
まとめ
本記事では社労士試験を一発合格する勉強法について解説しました。
ほかの国家資格よりも合格率がとても低いとされているのが社労士の特徴です。ただ、年間でスケジュールを組み、計画通りに勉強を進めていけば一発合格できる可能性もあります。
独学で勉強するよりも通信講座に申し込むのがおすすめで、個人のスキルに合わせたカリキュラムや、動画講義など隙間時間を有効的に使えるのがメリットです。
おすすめの通信講座は以下のとおりですので、一発合格をしたいという方はぜひ検討してみてください。
社労士は20〜60代まで幅広い世代で取得されている資格なので、興味がある方はぜひ挑戦してみてください。
自分はアガルートの社労士講座で合格したけど、テキストのコラム欄は合格後や実務就いてからとても勉強になる。
「合格後も活用出来るテキスト」と表現されておりましたが、正にその通りでした。カバー率が高いのでテキストは分厚いけどその分深く学べます。(引用:X)