こんにちは。ひのです。
今回は、社労士試験1年目の受験編の体験談をお送りしたいと思います。僕は3年目でやっとの思いで合格することが出来ましたが、
あの失敗(1回目)があるから今がある
と今では前向きにとらえています。社労士試験失敗談として軽く読んでいただけたら幸いです。
まずこの体験記の結論から申しますと、1年目の試験結果はボロボロで落ちました。そこで感じたことは以下の3点です。
・過去問をまず解く!
・模擬試験は必ず受験する!
・試験結果がダメでも前向きに!
また、過去問や模試が充実している通信講座を受けてみることをおすすめします。僕はユーキャンを受けましたが模試が追加料金(1万円)だったことで受験せず、後悔しました。
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この記事の執筆者の信頼性
私は妻1人(当たり前)・娘1人(現在3歳)を持つ3人家族の夫兼父の30代会社員「ひの」といいます。
どちらかというと技術色の強い業種のサラリーマンです。
そんな私ですが、いろんな経緯を経て「令和元年度社会保険労務士試験」に合格することができました。
現在は同じ会社の総務部門で社会保険労務士試験合格者として勤務しています(勤務社労士ではない)。今は社会保険労務士試験の勉強で培った知識を活かして日々業務に邁進しているところです。
この記事では、社労士試験に興味がある方又は現在チャレンジ中の方などの参考になればと思い、私が受験を決意してから合格するまでの2年半の道のりを振り返りたいと思います。
社労士試験1年目 2月~5月
僕が、1年目の社労士試験の勉強を始めたのは2月でした。社労士の本試験は8月下旬なので、あと半年しかありません。
社労士試験は全部で10科目あるので、18日で1科目を終わらせるのが目標です。
まずは1科目目の労働基準法のテキストを通勤時(片道30分)に読み込むことにしました。
法律の知識も皆無に近かったので、「この本は一体なにを言っているんだ!」って感じでした。
それでも、社労士を勉強することで僕は独立への道を進むんだという前向きな思いが勉強のモチベーションを支えていました。
通勤の往復で1~2レッスン読み込み、帰ったら該当箇所の基本事項の問題を解くというやり方をしていました。
これがまた解けないのなんの。
あと10科目あるのに1科目の労基法を読み終わるのに21日を要しました。
これに焦りを感じたため、通勤時間を30分ほど早め、職場近くのカフェでインプット、昼休憩は職場近くの公園でインプットとスキマ時間をつくりどんどんとインプットに励みました。
怒濤の勉強により5月の終わりまでにとりあえず全科目を1周しました。
そこから過去問題集を解きはじめます・・・
はい。絶望です!
過去問を1周しても自信を持ってこたえられた問題がありませんでした。
と自分にキレました。 さて、ここで僕からワンポイントアドバイスです。
【ひののワンポイントアドバイス①】
『最初に過去問題集を解く!』
今だから言えることですが「テキストを読む→問題を解く」、こういう勉強方法はおすすめしません。
まずは過去問題集を解いた方がいいです。
解くと言っても知識がないので、問題を予想する感じです(最初はしんどいです)
そうすることで、テキストを漠然と読むのではなく、出題されるポイント・社労士試験の出題のくせや傾向を意識しながらテキストを読めるのでインプットがスムーズになります。
はやく知りたかった!
社労士における過去問の重要性は以下でもお伝えしているので、よかったらご覧ください。
ちなみに、当サイトでは、
社労士試験を半年前から勉強して受かるのか
という問いに対しての考察や、勉強方法について考えた記事を書いていますので、ぜひそちらもご覧ください。
社労士試験1年目 6月~ 試験直前期
ここからはひたすら過去問を解きまくりました。とにかく解き続ける、わからなかったらテキストに戻る。
平日は2時間、休日も2時間の勉強時間でした(休日は良きパパをしていました)。
そんなこんなで2ヶ月で過去問10科目を3周しました。ちなみにこのときの僕の実力ですが、
問題は何を言ってるかよくわからんが、なんとなくこれが正解なんだろうということはわかる・・・正解!
という感じです。
2月に勉強を開始した時と比べればだいぶ成長したと思います。
そんな折に、ユーキャンから模擬試験の案内が到着します。そして、考えたあげく受講せず。追加で1万円かかるということにびびってしまいました。
ここでもワンポイントアドバイス(心の叫び)です。
【ひののワンポイントアドバイス②】
『模擬試験は絶対に受けろ!』
模擬試験を受けないということは絶対にだめです。絶対です!
僕はユーキャンの模試しか受験していませんが、どの予備校でもいいので絶対に受けるべきです。
僕は計3回本試験を受験していますので、2回目3回目の時は模試を受験しました。
模試は、その予備校が全叡智を結集させて作成した、本試験の予想問題集です。
ユーキャンの模試本当に素晴らしかったです。
試験会場で「この問題そっくりそのまま模試で見た」という問題が何問もありました。
費用の面で悩んでいる方、悩むことは不要です。絶対に受けてください。
社労士試験1年目 試験本番
模試を費用面で断念した僕ですが、過去問は最終的には5周したので、自信満々で本試験に望みました。そして、午前中の選択式試験の問題を開いたときに僕はこう思いました。
あ、全く分かりません。解けません。すみませんでした。
結果は散々でした。
選択式は足きりされた科目が3科目、択一式は36/70でした。
ちなみに合格点は45点です。
これが、社労士試験か・・・と打ちのめされた1年目でした。1年目に落ちたここでもワンポイントアドバイスです。
【ひののワンポイントアドバイス③】
『結果を受け止め前向きに!』
自分に言うことですが、もし試験の結果がボロボロでも、結果をありのままに受け止めて現状の自分を客観的に見つめましょう。
悩んでも仕方ありません。来期に向けてまた精進あるのみです。
下のページでは、社労士試験に落ちた際の注意点や再受験におすすめの通信講座を紹介しています。
次回は2回目の本試験挑戦の過程を書きたいと思います。
社労士合格体験記!1回目の試験受験へ!模試ボロボロまとめ
さて、1年目の失敗談をお送りしました。ここで、経験者の僕が言えることはこの3点です。
・過去問をまず解く!
・模擬試験は必ず受験する!
・試験結果がダメでも前向きに!
1年目の失敗があったからこそ、最終的には社労士試験に合格出来たと思っています。みなさんには是非1回目で合格してほしいと思っていますので、少しでも参考になれば嬉しいです。