こんにちは。ひのです。
クレアールは行政書士をはじめ、数多くの通信講座を開いている老舗資格スクールです。毎年試験受験者がクレアールを利用して試験に備えており、多くの合格者を輩出しています。
そのため、クレアール行政書士講座を受講するか検討中の人も多いかもしれません。
しかし、クレアールについてリアルな情報って少ないですよね。
このページでは、クレアール行政書士講座を受講しながら本試験を迎えた受講生に、教材と各コースのカリキュラムの詳細、さらに本試験までの勉強方法について教えていただき、私が解説していきたいと思います。
ぜひ最後までお付き合いください。
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この記事の執筆者の信頼性
僕はひのと言います。
3度の社労士試験受験、2年半の試験勉強を経て令和元年度社労士試験で合格しました。長きにわたる士業の受験勉強を経験し、抑えるべきツボと必要な対策は理解しています。
今回は、クレアール行政書士講座を受験されたKさんにしっかりとインタビューしたいと思います。
行政書士部門の記事については、法律専門家監修済み。
クレアール行政書士講座の学習方針について
まずは、クレアールの学習方針についてです。
クレアール独自の学習方針として竹原健講師が説く「非常識合格法」があります。
「非常識合格法」とは、
効率的に学習し、合格ボーダーを少し上回る点数を目指す勉強法
です。行政書士の試験は、全体の6割正解で得点が取れれば、合格となります。
クレアール行政書士講座の試験対策は、7割正解ができることを目標とする学習方針です。行政書士試験の大枠となる分野は「行政法」と「民法」。この2科目が出題範囲として最も多いため、強化することを推奨しています。
また、「1日、〇時間勉強する」という目標よりも「1日、何問クリアする、またはテキスト何ページ勉強する」
という具体的な目標を掲げるように受講生に説いているのが特徴的です。
「非常識合格法」は科目範囲も広く、勉強量も多い行政書士試験の合格にあたって合理的な勉強メソッドといえます。
忙しい社会人や主婦の方が行政書士試験を合格するためにはありがたい学習方針になっているのがクレアールの特徴です。
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クレアール行政書士講座のカリキュラム
続いては、カリキュラムについてです。
クレアールでは、行政書士試験を過去に受けたことが無い方向けの「初学者対象コース」と、過去に受けたことがある方向けの「学習経験者対象コース」の2つに分かれています。
行政書士コースの詳細は以下の通りです。
【初学者コース】
・カレッジスタンダードコース
・完全合格カレッジコース
【学習経験者対象コース】
・中級コース
・上級コース
・答練マスターコース
上記のように、初学者用と経験者用とで大きく分かれます。また、各教材については、
【クレアールの教材】
・各科目のテキスト
・問題集(過去問、模擬試験、公開模試など)
・Web講義
・Web問題集
があります。いずれも受講申し込みから本試験まで、クレアールの推奨する学習プランに基づいて順次、郵送またはWeb上で公開されていきます。
どのコースを選べばよいかはコチラのページで解説しています。
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クレアール行政書士講座の勉強方法
続いては、実際の具体的なクレアールの勉強方法について解説していきます。
クレアール行政書士講座 初学者対象コースの勉強方法
はじめに「初学者対象コース」の勉強方法について解説していきます。
初学者対象コースの学習方法
①学習初期(インプット期)
②学習中期(アウトプット期)
③試験直前期(総まとめ期)
それぞれの段階のやることを見ていきたいと思います。
学習初期(インプット期)
学習初期はインプット期間です。主に以下のサイクルで学習を進めていきます。
上記のように、学習の初期に始めることは、知識のインプットが中心になります。
具体的には、基本講義を動画で受けることです。また、講義を視聴前にあらかじめテキストで講義の概要をざっくりと理解しておくことで、基本講義の内容も理解しやすくなります。
科目別の講義の視聴が終わったら復習を行います。「論点別過去問題集」を使うと、理解できた箇所と分からない箇所が浮き彫りになるため、自身の学習習熟度をチェックすることができます。
上記のように講義と復習を繰り返していくことで、少しずつ力をつけていくことができます。
さらに、科目ごとに一定の理解を深めたところで、確認テストがあります。
確認テストを修了したのち、次の科目に学習を進めていきます。
仮に本試験まで1年間勉強の期間があるとすれば、はじめの6か月はインプット期間にあてます。
まずは基礎知識を繰り返しインプットとアウトプットすることで、その後の学習ステップにつなげることができます。
学習中期(アウトプット期)
つづいては学習中期(アウトプット期間)です。
各科目の講義視聴〜確認テストまでを終えたのち、学習中期はアウトプット中心の学習期間に入ります。具体的には、「論点別過去問題集」で復習をしながら間違えた箇所を確認して修正、を繰り返し行う期間です。
模擬試験もあるので、活用しながら本試験に挑む感覚をより具体的に掴む時期にもなります。
また、記述式問題の対策を学習中期に開始します。
記述式の問題は、出題数60問の試験のうち、3問出題されます。各20点満点の高配点のため、記述式は試験合格のキーポイントです。
直前期(総まとめ期)
最後に直前期(総まとめ期)です。
本試験まで残り1か月〜数週間といったところで、学習の総まとめ期間に入ります。
具体的には、模擬試験を行ったり、「コンプリーションテキスト」を使ったりしてこれまでのおさらいをしながら最終チェックをしていきます。
また、条文を繰り返し読むことで暗記することをクレアールの講師である杉田先生は推奨しています。
一般知識科目は、直前期に概要だけインプット&アウトプットして終えることで、他の科目(行政法や民法)に学習時間を充てることができます。その代わりに、日常的に新聞を読んだりニュースを把握したりしておくことで、試験問題に備えておくことが必要です。
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クレアール行政書士講座 学習経験者対象コースの勉強方法
では次に学習経験者対象コースの勉強方法について解説していきます。
学習初期
学習経験者の学習初期は、前回の試験を踏まえて学習習熟度が足りなかった箇所を自身で分析する必要があります。
前回の学習内容のおさらいをしながら、苦手な科目や論点について穴を無くしていきます。
学習経験から基礎知識は身についているため、大まかな概要を復習したのち、早々に演習問題に取り組むなどのアウトプット学習が中心になります。具体的には、論点別の過去問題集を行いながら、少しずつ穴を無くしていきます。
また、この時期にすでに記述式問題の試験対策に少しずつ取り掛かることも有効です。
なぜなら高配点である記述式問題対策は、リベンジ合格に一気に近づくからです。
学習中期
つづいて学習中期の勉強方法です。
学習中期は、講義の視聴よりも論点別問題に取り組む学習期間になります。
過去問題集や模擬試験で間違えた箇所をスポット的に復習しながら演習問題に繰り返し取り組んでいき、試験慣れしておくことが重要な期間です。
また「記述式マスター講義」を活用しながら、記述式解答の精度をさらに高めていく時期にもなります。
直前期
最後に直前期についてです。
公開模試や「解きまくり答練」「科目別パーフェクト答練」などに繰り返し取り組みながら、一般知識のおさらいもしておく必要があります。
試験本番に似た状況下で公開模試を行うことで本試験の雰囲気に慣れておきましょう。
上記のような公開模試試験問題は、本番さながらの試験練習であるため、繰り返し活用することで本試験の時に落ち着いて問題に取り組むことができます。
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まとめ
クレアール行政書士講座の学習方針は「非常識合格法」に基づいて進めていきます。「非常識合格法」とは試験全体の7割正解を目指す、合理的な勉強メソッドです。
クレアールの講座は初学者と学習経験者にコースが分かれますが、それぞれのコースの勉強方法は学習期間を1年としたとき、勉強方法は以下のように進めていきます。
【各コースの勉強方法】
・学習初期(インプット期)
・学習中期(アウトプット期)
・試験直前期(総まとめ期)
クレアールのカリキュラムの基本方針は、
・初学者はインプット&アウトプット
・経験者はアウトプット中心に学習
これが方針です。行政書士試験は長丁場の勉強が必要です。少しずつ合格に向けて勉強を進めていきましょう。
このページの内容がクレアール受講のきっかけになれば幸いです。