・AIの台頭する現代において、社労士としてスキルアップするためにはどのような方法が良いのだろうか?
・年齢や性格の壁を乗り越え、社労士として成功できるキャリアパスは何?
・社労士合格したけど活かせてない!
あなたは今こんなことを考えていませんか?
この記事では、「社労士は就職できない」「社労士は就職に不利だと言われる理由」や、「社労士として活躍する方法」「社労士の昨今の給与や年収」について解説します。
後半では、社労士としてのキャリアパスを成功させるためのノウハウを解説しています。具体的には、転職エージェントの活用方法と、社労士資格を利用して現在の会社で出世する方法について説明します。
社労士としての能力を存分に活かし、専門性を高めたい方や、AIの台頭する現代においても時代に影響されずに自己実現を目指す方にとって、この記事はおすすめです。
まず、結論から言いますと、社労士として就職するには、転職エージェントが一番です。
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ぜひ最後までご覧になってください。では早速解説していきます!
この記事の執筆者の信頼性
私はひのと申します。
令和元年(2019年)に3度目の受験で社労士試験に合格しました。2年半の社労士試験勉強(2度の通信講座受講経験)を通じて得た経験や反省を踏まえたレビューをさせていただきます。
今回は、社労士の就職事情について解説させていただきます!
社労士とはどんな仕事?
社会保険労務士(以下、社労士)とは、労働や社会保険に関する国家資格者です。
社労士は、企業や個人事業主が法律に則った適切な労働環境を整えるためのサポートを行います。社労士は難関国家資格であり、合格は簡単ではありません。
一般的に社労士試験に合格するためには、約800〜1,000時間の勉強が必要と言われています。これは、法律や社会保険に関する幅広い知識と理解が求められるためです。
しかも過去10年間の社労士試験の合格率は平均して6~7%です。最も合格率が高かった年でも10%に達していません。
したがって、社労士は超難関資格であると言えます。
社労士の主な業務は以下の通りです。
- 労働契約の作成や助言
- 労働基準法に基づくアドバイス
- 健康保険や厚生年金保険の手続き
- 雇用保険の手続き
- 給与計算方法に関する助言
- 給与に関する法律の遵守確認
- 労働問題発生時の相談対応
- 労働審判や裁判のサポート
社労士は、企業の人事や労務管理を円滑にし、法律遵守を確保することで、労働環境の改善に大きく貢献します。
中小企業や個人事業主にとっては、労働法規や社会保険の複雑な手続きを理解し、適切に対応するための重要なパートナーです。難関資格であるがゆえに、その専門性と信頼性は高く評価されています。
これから社労士になりたいと思っている方は、下のページで社労士のなり方を解説しています。
関連記事:社労士のゼロから試験合格までのロードマップを解説!
社労士は就職できない、不利だと言われる理由
そんな超難関資格である社労士。では、なぜ社労士は就職できないと言われるのでしょうか?
社労士が就職できないと言われている理由は以下の3点です。
①社労士は資格よりも実務が重視される
②そもそも社労士事務所の求人数が少ない
③社労士が増加している
詳しく解説していきます。
①社労士は資格よりも実務が重視される
1つ目の大きな理由としては「実務が重視される」傾向にあるということです。
社労士試験は法律や制度に関する理論的な知識を問うものです。
しかし、実際の職場では、この理論知識を具体的な業務に応用する能力が求められます。新たに資格を取得したばかりの社労士は、実際の業務経験が不足していることが多いです。
そのため、雇用主は経験豊富な人材を好む傾向があり、新規の資格保持者が就職する際に不利になることがあります。
企業は実務バリバリの即戦力を求めているケースが多いです。
②そもそも社労士事務所の求人数が少ない
2つ目の理由は、社労士事務所の求人数が少ないことが上げられます。
社労士の求人数が少ない主な要因は、社労士事務所の運営形態と職場環境と言えるでしょう。
具体的には、これらの事務所が通常、少人数で運営されており、新たに人員を増やす必要が少ないためです。加えて、社労士が単独で事務所を運営できるため、追加の雇用が必要ないケースが多いのです。
この少人数の運営形態は、1つの社労士求人に対して多くの応募者が集まり、倍率を高める原因となってしまっています。
例えば、ある社労士事務所が1つのポジションに対して求人を出した場合、その職位に対して多数の応募があり、経験豊富でスキルの高い応募者が優先される傾向があります。
これにより、特に実務経験の浅い社労士にとっては、ポジションを獲得することが一層困難になります。
実務バリバリの社労士がどうしても人気になってしまう。。。
さらに、地方へ行くほど、社労士事務所の数が減少し、求人が極端に少なくなる傾向にあります。一部の地域では、求人が全くない場合もあります。
これは、社労士事務所の一般的な事務作業が、必ずしも社労士の専門スキルを要求しないため、新たな社労士の雇用が少ないことに起因しています。
結論として、社労士の求人数が少ない主要な要因は、社労士事務所が少人数で運営されており、特に地方では新たな職員の必要性が低いためです。これにより、求人数が限られ、競争が激化し、特に経験の少ない社労士にとっては就職が困難な状況となっているのです。
③社労士が増加している
そして3つ目の理由が、社労士の数が増加している点でしょう。
一般的には、社労士の数は増加傾向にあり、特に都市部ではその需要が高いとされています。
社労士事務所の求人は限られており、特に大都市圏では競争が激しいのが現状です。全国(令和5年6月末)では社労士の数は45,024名であり、都市部においては、(令和5年7月末)11,674名です。
社労士に登録している人は増加傾向にあることから、今後も増えることが予想され、社労士事務所の求人の奪い合いが予想されます。
開業社労士 | 法人社員 | 勤務社労士 | 合計 |
24,561人 | 3,741人 | 16,722人 | 45,024人 |
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次の章では、苦労して取得した社労士資格を有効に活用できる方法を解説していきます。
社労士として活躍するには?
では、せっかく取得した社労士資格。どうすれば資格を活かして「仕事」と出来るのでしょうか?社労士として活躍するには以下の3点が有効です。
・就職先(転職先)の間口を広げてみる
・副業社労士から始めて実務経験を積む
・社労士専門の転職エージェントの活用する
詳しく解説していきます。
就職先(転職先)の間口を広げてみる
社労士のスキルは、多様な職場での活躍を可能にします。そのため、転職を考える際には、さまざまな業界や企業規模を視野に入れることをお勧めします。
社労士が得意とする人事・労務管理。これは、あらゆる企業にとって不可欠です。大企業はもちろん、中堅企業やベンチャー企業でも、社労士の専門知識は高く評価されます。
特に、小規模な企業では、勤怠管理や労働・社会保険の手続きを適切に行える人材が不足しがちです。このような環境では、社労士の資格を持つことが、大きなアドバンテージとなります。
さらに、社労士事務所においても、資格を持つのが所長だけというケースは珍しくありません。そのため、社労士資格を持つ人材は、高度な専門知識を持つ事務所でも重宝されます。
実際、多くの社労士事務所では、社労士資格を持つ者や資格取得を目指す者の採用に積極的です。転職先の間口を広げてみることにより、より多様な職場での活躍を可能にすることでしょう。
どの会社でも、社労士がいて『宝の持ち腐れ』という状態はありません。
副業社労士から始めて実務経験を積む
副業の機会が増える現代において、社労士としての活躍の場は、以前にも増して広がっています。本業を持ちながらでも、社労士としての経験を積むチャンスが豊富にあります。
社労士の副業としては、社労士会が提供するアルバイトや、ハローワーク、労働基準監督所などの行政機関での職務が挙げられます。これらの「行政協力」の仕事は、社労士としての実務経験を積む絶好の機会です。
また、副業は自分自身に社労士業務が適しているかどうかを判断するのにも役立ちます。実際の業務に携わることで、自身の適性や興味をより深く理解することができます。これは、キャリアの方向性を考える上で非常に価値のある経験となります。
また、社労士としての経験を積むことは、将来的に独立を目指す際にも役立ちます。実務経験を通じて、実践的な知識とスキルを身につけることが可能です。
このように、社労士のキャリアは多方面にわたる可能性を秘めており、あなたの専門知識が活かせる場は、想像以上に広がっているのです。
副業で社労士すると、アルバイト代も稼げるしなかなかいいですよ。
社労士専門の転職エージェントの活用する
最後にご紹介したいのは社労士専門の転職エージェントを活用することです。転職エージェントを活用するメリットには以下のような点があります。
社労士専門の転職エージェントを活用することで、自分のキャリアプランや転職の目的の棚卸しができ、社労士として活躍するための機会をより広げることができるでしょう。
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次の章では、社労士はいくらくらい稼げるのか解説していきます。
社労士の給与・年収
ここまでは、社労士の市場価値についてと資格を活かす転職方法を考えてみました。ここでは、社労士の給与や年収事情を解説していきたいと思います。
社労士関係の仕事に就職した場合の年収
少し前の資料にはなりますが、2019年の「賃金構造基本統計調査」によると、会社に勤める社労士の給与は、男性が平均年齢43.8歳で月額33.68万円、女性が平均年齢46.3歳で月額27.14万円です。
男性の年間ボーナスは80.59万円、女性は90.59万円です。
これらのデータから計算すると、男性の勤務社労士の年収は約484万円、女性は約416万円となります。
社労士資格を持つ社員には資格手当が支給されることがあり、重要な仕事を任されることも多いため、勤務社労士の給与は高い傾向にあります。
参考出典元:2019年「賃金構造基本統計調査」
社労士として独立した場合の年収
開業した場合、社労士の年収は「300万円未満」が最も多く、全体の26.3%を占めています。
続いて「300万円以上~400万円未満」が15.3%で、三番目に多いのは「1000万円以上~3000万円未満」で12.6%です。
これらのデータを累積してみると、「400万円~500万円未満」の範囲で全体の53.8%に達し、これは半数以上の割合を示しています。
以上のことから、開業社労士の個人収入の中央値は400万円から500万円の間であると推測されるでしょう。
開業社労士の年収はかなりの範囲にわたりますが、収入の上限や下限はそれぞれのビジネスの成功度合いや顧客基盤に大きく依存していることがわかります。
参考出典元:大阪大学「専門士業の『専門性』形成のモデル構築:社会保険労務士を手がかりとして
1000万円~3000万円が12%もいるのは、結構夢のある話ですね!
続いては、社労士として活躍するための方法(コツ)を解説していきます。
社労士は決して就職できない資格ではない
ここまで見てきて、社労士は決して就職できない資格ではないことが分かりました。しかし、探し方を間違ってしまうと就職できなくなってしまう可能性もあります。
ここでは、社労士としてしっかり活躍するためのコツは以下の2点です。
・転職エージェントの利用して応募してみる
・社労士資格を活用して今の会社で出世する
詳しく解説していきます。
転職エージェントの利用して応募してみる
先ほど少し解説しましたが、転職活動において転職エージェントの利用は非常に有効です。これは、転職エージェントが個々の希望や能力に基づいて適した企業を紹介するためです。
一般の求人サイトやハローワークでは、多数のアルバイト求人が混在し、希望する条件に合致する職を見つけるのが難しいことがあります。
しかし、転職エージェントは、ヒアリングを通じてあなたのキャリア志向やスキルを理解し、それに合った求人を提供します。
例えば、社労士のような専門資格を持つ方々は、ハイクラスと言われます。
そして、ハイクラス向けの転職エージェントは特に有益です。これらのエージェントは高年収や管理職クラスの求人を多く取り扱っており、専門性を生かしたキャリア構築に役立ちます。
また、転職エージェントのサービスは、面接スケジュールの調整や履歴書・職務経歴書の作成支援など、転職プロセス全体を通じて手厚いサポートを提供します。
これらのサービスが、多くの場合、転職希望者には無料であることも、大きな利点です。転職エージェントを利用して、ご自身のキャリアパスにあった求人を紹介してもらい、キャリアパスを狙うことがおすすめです。
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社労士資格を活用して今の会社で出世する手も
社労士の資格を持っている方は、その専門知識を活用して現職場での出世の道を切り開くことができます。これは、社労士の持つ専門性が、企業の人事労務管理や法令遵守に大きく貢献できるからです。
まず、社労士の深い労働法や社会保険制度に関する知識は、企業内での問題解決に非常に有用です。たとえば、労働法違反のリスクを減らす提案や、従業員の福利厚生の改善策など、具体的な解決策を提示することが可能です。
これにより、企業のコンプライアンス体制を強化し、リスク管理に貢献できます。
そして社労士は労務管理プロセスの効率化にも寄与します。たとえば、人事システムの導入や勤怠管理プロセスの見直しを提案することで、人事部門の業務効率を高めることができます。
また、会社の人事戦略に関しても、採用、育成、評価、報酬制度に関する専門的なアドバイスを提供することで、人事戦略の質を向上させることが可能です。
加えて、社労士は従業員や管理職向けのトレーニングやワークショップを開催し、組織全体の労働法理解を深めることができます。これにより、職場の信頼と満足度が向上し、社内コミュニケーションが改善されます。
したがって、社労士の資格と専門知識を活用することで、あなたは企業において重要な資産となり、出世の道を進むことが可能です。
このように社労士の能力は、企業のリスク管理、労務管理の効率化、そして人事戦略の質の向上に大きく貢献するため、経営層から高い評価を得ることが期待できます。これにより、キャリアアップの機会が増え、出世につながる可能性が高まるのです。
僕が働いていた会社でも、社労士資格を取得してから周りからの見る目が変わりました。
続いては、当サイトがおすすめする社労士転職エージョント「ヒュープロ」をご紹介します。
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また、一般には公開されていない非公開求人や「ヒュープロ診断」、専任エージェントによる転職相談を通じて、あなたのスキルやキャリア志向に合った最適な求人を紹介しています。
ヒュープロを利用したユーザーの口コミ
ヒュープロは一生懸命営業してくれるから、通過率高い印象(採用側で関わった時も感じた)
引用:X(ツイッター)
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引用:X(ツイッター)
以上のように、転職エージェント「ヒュープロ」を活用することで、あなたのスキルやキャリア志向に合った最適な求人を見つけるだけでなく、年収のアップも望めます。
利用は完全無料なので、社労士としての市場価値を知るためにも社労士資格をお持ちであれば登録しておきましょう。
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まとめ
社労士は、労働や社会保険に関する専門知識を持つ国家資格者。
社労士は企業や個人事業主に対し、法律に則った労働環境の整備をサポートし、人事や労務管理において重要な役割を果たします。
しかし、社労士の求人は限られており、特に経験の浅い社労士にとっては就職が困難な状況です。
社労士が就職できないと言われている理由は以下の3点でした。
①社労士は資格よりも実務が重視される
②そもそも社労士事務所の求人数が少ない
③社労士が増加している
このような状況の中で、社労士としてのキャリアを築くためには、転職先の間口を広げる、副業社労士として経験を積む、現職場での出世を目指すなどの方法がありました。
そして社労士として活躍する場合には特に、転職エージェントを利用することが効果的です。
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この記事が、社労士として活躍したい方の役に立てば幸いです。