こんにちは。ひのです。
司法書士の資格を取って、セカンドキャリアを築きたいと思っている一方で、このようなお悩みの方はいらっしゃいませんか?
司法書士の試験は、国家試験の中でも再難関と言われている試験のため、むやみやたらに勉強をしても合格は難しいでしょう。
ですので「通信講座」や「資格学校」を利用することは、司法書士に合格するための必須条件と言っても過言ではありません。
そこで、この記事では司法書士の勉強法やおすすめの予備校について徹底解説します。
ぜひ最後まで読んでいただき、自分に合った勉強法や予備校を見つけてください。
「司法書士の通信講座」の比較ランキングについては、下のページで徹底解説しておりますので、こちらも是非参考にしてください。
通学で司法書士対策をするなら法律系の資格にめっぽう強い「東京法経学院司法書士講座」がおすすめ。圧倒的な実績とサポートで行政書士の合格へと導きます。
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この記事の執筆者の信頼性
僕はひのと言います。
3度の社労士試験受験、2年半の試験勉強を経て令和元年度社労士試験で合格しました。長きにわたる士業の受験勉強を経験し、試験で抑えるべきツボと、必要な対策は理解しています。
今回は士業資格合格者として、司法書士試験に合格するためにおすすめの通学資格学校ランキングを紹介していきます。
司法書士部門の記事については、法律専門家監修済み。ぜひ最後までお付き合いくださいませ。
司法書士試験の勉強方法
そもそも司法書士の試験に合格するためには、どのような勉強法があるのでしょうか。まず初めに司法書士の勉強法について解説します。
司法書士試験の勉強方法については、下記の3つがあります。
1つずつ見ていきましょう。
司法書士試験対策① 独学
1つ目に紹介するのは、独学での勉強です。独学で司法書士試験を勉強するメリットとして、以下があげられます。
独学の1番のメリットは費用が抑えられることでしょう。
本屋さんで購入できる司法書士のテキストや問題集だけであれば、2~3万円程で学習に必要なものを揃えることが可能です。
また、テキスト選びも自分に合ったものを選択すればいいので、好みのテキストを使って学習もできます。
社会人の方だと、予備校に通う時間がないという方や、家事や育児でまとまった時間がないという方は、自分のペースで勉強を進められるので、おすすめと言えるでしょう。
しかし、独学にはデメリットもあります。
独学だと1人での勉強となるので、しっかりと意識をしておかないとスケジュール管理が難しいでしょう。仲間がいないのでやる気がなくなると、そのままモチベーションが下がってしまうことも独学のデメリットとしてあげられます。
初めて法律関連の勉強をする方だと効率のいい勉強法がわからず、間違った方法や方向で勉強をしてしまった場合、せっかく勉強をしているのに無駄になってしまう可能性もあります。
独学だとそういった間違いに対する指摘がもらえなかったり、質問があっても聞ける人がおらず不明点が解消できない場合もあります。
また、独学だと頻繁に行われる法改正についてアンテナが張れず、情報をアップデートできないのもデメリットと言えるでしょう。
費用等の面から独学はメリットも大きいですが、司法書士は非常に難関と言われている試験のため、スケジュール管理やモチベーションの維持が難しい方や、初めて法律について勉強する方には不向きと言えるでしょう。
司法書士の独学については以下のページで詳しく解説しています。
司法書士試験対策① 通信講座
2つ目の司法書士試験の勉強法は通信講座です。通信講座のメリットは、以下のとおりです。
司法書士試験の勉強を始めるには、まずテキストや問題集を揃える必要がありますが、初めて勉強をする方だと、どのテキストがいいのかわからないということがあるでしょう。
しかし、通信講座であれば申し込みをすればテキストと問題集が用意されるので、自分で選ぶ必要がありません。さらに、通信講座のテキストはプロの講師が作成しているものなので、合格のためのノウハウが詰まったテキストを手に入れられます。
また、通信講座ではテキスト学習だけでなく講義動画での学習も可能です。動画であれば、家事や通勤時間などにながら勉強もできるので、忙しい方にもぴったりでしょう。
メールでの質問も受け付けているところも多いので、わからないところの解消も可能です。
通信講座はメリットが多くありますが、デメリットももちろんあります。通信講座のデメリットは以下のとおりです。
通信講座もある程度のサポートはありますが、基本的には自分で計画を立てて学習を行うので、時にはモチベーションの維持が難しい場合があるでしょう。
また、通信講座では質問ができますが、多くの場合では質問の回数に制限をかけているところがあります。そのため、わからないところがあったからといってすぐに何回も質問ができるわけではないので、注意が必要です。
通信講座の費用が高いところもデメリットとしてあげられます。司法書士は試験範囲が広いこともあり、費用は10万円~30万円となっており、ほかの資格講座に比べると高い金額設定となっています。
通信講座は買い直しなどもできないため、慎重になる方も多いでしょう。ただし、後述する予備校に比べると費用は安いため、ある程度のサポートを受けながら学習をしたいという方におすすめの勉強法と言えるでしょう。
以下のページでは、おすすめの司法書士通信講座を紹介しているので参考にしてみてください。
司法書士試験対策③ 予備校(通学)
最後に紹介するのは予備校の通学です。予備校のメリットは、以下となります。
独学や通信講座と違い、直接講師から学べるのは大きなメリットと言えるでしょう。実際に対面して教えてもらえるので、講師に質問もしやすく不明点もすぐに解消が可能です。
また、同じ予備校に通っている仲間ができるのも大きな魅力です。
独学や通信講座だと基本1人で勉強を進めることとなりますが、予備校であれば同じ境遇の仲間ができます。同じように頑張っている人が近くにいるとモチベーションの維持もしやすいでしょう。
一方で、予備校通学のデメリットは以下のとおりです。
やはり予備校だと通信講座以上に費用がかかります。費用があまりにも高額で断念される方も多くいるでしょう。
しかし、予備校だといくつかのカリキュラムが用意されていて自分の知識レベルや金額によって選ぶことも可能です。
高いからと諦める前に、このページを読み進めていただき、複数の予備校を比較してみましょう。
予備校の通学となると、通学時間がかかるのもデメリットとしてあげられます。働きながら勉強をされている方だと、仕事終わりに予備校まで通って講義を受けるのは負担が大きいでしょう。
また、予備校は大都市にしか教室が無いことが多いので、東京、大阪、名古屋、福岡など大都市に通える方にしか利用ができません。
大都市圏以外にお住まいの方は通信講座の利用を検討してみてくださいね。
また、予備校はカリキュラムが決まっておりそれに沿って学習を進めるので、自分のペースでの勉強は難しいです。何度か試験をトライしていてある程度知識がある方などは、少し非効率に感じるでしょう。
ただ本気で合格を目指すなら、予備校通学は一番の近道と言えるのかもしれません。
独学や通信講座ではなく通学講座をおすすめする理由
ここまで、司法書士の3つの勉強方法について解説してきました。
それぞれのメリットデメリットをご紹介してきましたが、このページでおすすめしたい勉強法は予備校での通学です。ここからは、独学や通信講座ではなく予備校での勉強をおすすめする4つの理由を解説します。
1つずつ見ていきましょう。
直接座学で講義を受けられるのでインプットに差が出る
1つ目の理由は、直接講座を受けられることで独学や通信講座に比べてインプットの質がいいことです。
予備校では、司法書士の試験に関する知識が豊富である予備校の講師から直接講座を受けられます。
そのため、独学や通信講座のようなテキストからの学習に比べると、インプットの質は格段にいいと言えるでしょう。
また、予備校であれば疑問点があればすぐに講師に質問もできるので、疑問もすぐに解消でき、学習スピードも速くなります。
司法書士の試験範囲は非常に広いため、質がよくスピードも速いインプットは重要と言えるでしょう。
受講する仲間とモチベーションを保つ
次に紹介するおすすめポイントは、一緒に勉強する仲間ができることです。
予備校に通っていると、同じ講義を受けている方と仲間になれることがあります。社会人だと、一緒の目標を持った仲間を見つけることは難しいので、いい出会いとなるでしょう。
一緒に勉強する仲間ができると、わからないところを教えあえたり、モチベーションの維持にも繋がります。
司法書士の試験は4回目の受験で合格している人が多く、合格のためには長い期間が必要です。そのため、仲間におけるモチベーションの維持は非常に重要と言えるでしょう。
資格試験において「孤独じゃない」というのは、勉強を継続するために結構重要です。
サポートが直接受けられる
サポートが直接受けられるのも予備校のおすすめポイントの1つです。
質問はもちろん、試験直前に特別講義が行われたり、カウンセリングが行われたりと合格に必要なサポートが充実しています。
サポート内容は予備校によって異なってくるので、予備校選びの際のチェックポイントとして抑えておくといいでしょう。
無料体験や見学が行えるところも多いです。入学したら長くお世話になることとなるので、事前にできるチェックは行いましょう。
合格率が高い
最後に紹介するのは、合格率の高さです。司法書士試験の合格率は以下のとおりで、非常に難関な試験であることが分かります。
司法書士試験の合格率
令和3年 | 令和4年 | 令和5年 | |
受験者数 | 11,925人 | 12,727人 | 13,372人 |
合格者数 | 613人 | 660人 | 695人 |
合格率 | 5.1% | 5.2% | 5.2% |
予備校では合格実績として合格率を公開しているところは少ないですが、合格体験記を見てみると、合格率の平均以上で約10%以上の実績は見込めるでしょう。
また、合格実績を公開している東京法経学院では25.49%の合格率を誇っており、予備校の方が合格率は圧倒的に高いと思われます。
司法書士のおすすめの通学予備校
ここまで、司法書士試験の勉強に予備校がおすすめの理由を解説してきました。
合格するためには予備校がいいのはわかったけど、どの予備校を選べばいいんだろうと思われた方もいるでしょう。
そこで、ここからは司法書士試験におすすめの予備校をランキング形式で紹介します。(あくまで執筆者の主観でランキングしていますので参考にしてみてください)
【司法書士試験におすすめの予備校】
1位:東京法経学院
2位:伊藤塾
3位:LEC東京リーガルマインド
4位:TAC
5位:辰巳法律研究所
それぞれ特徴を解説していくので、ぜひ自分に合った予備校を見つけてください。
1位:東京法経学院
講座名 | 未出題択一必須論点・記述式ベーシックマスター講座 |
費用 | 20万円前後(時期により変動あり) |
合格実績 | 25.49%(これまでの実績) |
サポート | 答案添削、成績分析あり |
割引制度等 | 合格者全額返金お祝い制度 |
校舎 | 東京、名古屋、大阪、福岡の4校 |
まず1つ目にご紹介するのは、東京法経学院です。東京法経学院の特徴は以下のとおりです。
東京法経学院の講師は、司法書士試験を熟知した3名が担っています。講師の1人である海老原講師は現在も司法書士事務所を経営しており、まさに司法書士を熟知している方から学ぶことができます。
合格率は名古屋校で25.49%という高さを叩きだしており、実績も申し分ないと言えるでしょう。
講義で使用するテキストは、合格に必要なノウハウがしっかりと詰まっており、初心者でもわかりやすく好評です。
授業に行けなかった場合は、振替で講義が受けられたり、ビデオ収録での学習も可能などサポート体制もばっちりで、社会人の方でも通いやすい予備校と言えるでしょう。
↑通学講座のおすすめは東京法経学院↑
2位:伊藤塾
講座名 | スリーステップコース他 |
費用 | 50万円前後(時期により変動あり) |
合格実績 | 非公開 |
サポート | カウンセリング、質問制度など |
割引制度等 | 教育訓練給付金制度の対象講座 |
校舎 | 東京、仙台、京都の3校 |
続いて紹介するのは伊藤塾です。伊藤塾の特徴は以下のとおりです。
伊藤塾では、初心者向けの入門コースから短期間で合格を目指すコースまで幅広く用意されており、自分に合ったコースを選べます。
サポート体制が大変充実しているのも大きな魅力の1つです。受講生には一人ひとり専用のマイページが用意されており、講義に関する最新情報はもちろん、成績の分析なども確認ができます。
講師や合格者とのカウンセリングができ、モチベーションの維持や今後のキャリアについて相談も可能です。
また、厚生労働省の制度である教育訓練給付金制度の対象となっているので、一定の条件をクリアしたら給付金として受講料の20%が返金されます。
教育訓練給付金制度については、以下のページで解説しています。
お金の面で予備校についてお悩みの方にもおすすめです。
3位:LEC東京リーガルマインド
講座名 | 15ヵ月合格コース、9ヵ月合格速修コース |
費用 | 40~60万円前後(時期により変動あり) |
教材 | 合格講座講義録や復習ドリルなど充実 |
合格実績 | 非公開 |
サポート | ・無制限の質問対応(教えてチューター) ・受験生専用自習室 ・スマホで受講可能 |
校舎 | 東京、大阪、名古屋、京都、神戸、福岡、札幌、仙台、静岡、富山、岡山、広島、福岡、那覇など19校 |
3つ目に紹介するのは、LEC東京リーガルマインドです。LEC東京リーガルマインドの特徴を見てみましょう。
LEC東京リーガルマインドの口コミでは、初めて法律系を勉強する方でもわかりやすいテキストで、初心者でも学習しやすかったという声が多くありました。
実績面でも、2011年~2023年の間に188人もの一発合格者を排出しています。合格者の平均受験回数は4回と言われているので、比較してみると素晴らしい実績と言えるでしょう。
また、LEC東京リーガルマインドでは予備校が北海道から九州まで展開されています。地方の方でもお住まいに近い予備校を見つけられるでしょう。
4位:TAC
講座名 | 1年本科生ほか |
費用 | 40万円~(時期により変動あり) |
合格実績 | 非公開 |
サポート | ・デジタル教材の検索機能 ・アノテーション機能 ・オフライン利用可能 ・スマホ学習可能 ・メール質問が80回 ・添削指導・成績分析 ・自習室利用可能 |
校舎 | 新宿、池袋、渋谷、八重洲、横浜、大宮、名古屋、京都、梅田、なんば、神戸、福岡の12校 |
続いて紹介するのはTACです。TACの特徴は以下のとおりです。
TACでは、司法書士試験に6か月で合格した山本浩司講師から指導を受けることが可能です。
山本浩司講師は、驚異的な合格実績だけでなくあらゆる受験生から支持を得ている教材「オートマシリーズ」も執筆しており、講座の教材としても使用しています。
この「オートマシリーズ」は効率よく合格を目指せるようあらゆるノウハウが詰まった教材です。
効率よく短期間で合格を目指したいという方におすすめの予備校と言えるでしょう。
5位:辰巳法律研究所
講座名 | リアリスティック一発合格松本基礎講座ほか |
費用 | 50万円前後~(時期により変動あり) |
合格実績 | 非公開 |
サポート | ・WEBフォロー ・各種アンケート結果をフィードバック |
校舎 | 東京、大阪校 |
5つ目に紹介するのは辰巳法律研究所です。辰巳法律研究所の特徴を見てみましょう。
辰巳法律研究所では、ほかの予備校とは少し変わったカリキュラムを採用しています。短期合格を目指すプログラムとなっています。
そのため、王道なやり方を好む人には少し抵抗があるかもしれませんが、向いている人だとほかの予備校より勉強しやすいといったパターンがあります。
無料ガイダンスや公開講座も行っているので、検討されている方は一度自分の目で確認してみるといいでしょう。
また、辰巳法律研究所の講師は短期間で司法書士試験に合格した方が多く、短期間での合格に対するノウハウを持っているのも大きな強みです。
辰巳法律研究所では、受講生の意見を積極的に取り入れ講座に反映させており、年々わかりやすい教材づくりに努めています。
まとめ
いかがだったでしょうか。
本記事では、司法書士の勉強法について解説してきました。司法書士の勉強法として、独学や通信講座があげられますが、予備校への通学もおすすめです。
とくに司法書士試験は、合格率が約5%と非常に難関な試験のため、なるべく早く合格をしたい方は予備校の検討をおすすめします。
司法書士の予備校は多くありますが、特におすすめする予備校は以下のとおりです。
【司法書士試験におすすめの予備校】
1位:東京法経学院
2位:伊藤塾
3位:LEC東京リーガルマインド
4位:TAC
5位:辰巳法律研究所
それぞれ初心者におすすめのところもあれば、効率的に勉強したい方におすすめの予備校があります。
無料体験や見学を行っているところも多いので、この記事を参考にしながら自分に合った予備校を見つけましょう。